太陽熱床暖房の家(ハイブリッドソーラーハウス)を作ろう!
外出から戻っても、お風呂に入る時も、夜中にトイレに行っても、いつでも寒くなく、優しいあたたかさがある家。
その暖かさは自然の恵み。
「太陽のエネルギー」だから、全室24時間暖房という贅沢でも何の気兼ねも要りません。
ハイブリッドソーラーの(ハイブリッド)とは太陽熱エネルギー+補助エネルギーという意味です。
補助のエネルギーは電気・灯油・ガスと好きなものを選べます。
普段は太陽の熱で暖房・給湯を行い、
太陽が出ていない雨天の日等は補助エネルギーを使う仕組みです。
太陽の熱を効率よく床暖房に
ハイブリッドソーラーハウスは床に太陽の熱で暖めた不凍液をパイプで張りめぐらせ、
そのうえに畜熱用のコンクリートを流し込み、あたたかい床暖房設備をつくります。
一階の床すべてにパイプをめぐらせ、丁寧にコンクリートで埋めていきます。
一階の床の下にはびっしりと床暖房のパイプとコンクリートが敷いてあります。
この蓄熱コンクリートに熱を貯め込むことで、足元からじんわり家全体を暖めていきます。
足元から家の中をまんべんなく温める設計で家の中の温度差を無くしていきます。
熱が逃げない設計だからできる開放感のある空間
太陽熱床暖房のハイブリッドソーラーハウスでは、吹き抜けを作ることをお奨めします。
熱が逃げない構造で床暖房を使うと1階も2階もほぼ均一の暖かさになります。
仕切りのない大胆な間取り「廊下のない家」の設計で家の大きさにとらわれず
広々とした間取りをとることができます。
高齢者にも優しい住まい
日本は欧米に比べ、高齢者の心筋梗塞が多いといわれます(特に冬場)。入浴時に特に多いといわれるのですが、その原因が、極端に寒い脱衣所からいきなり熱い湯のお風呂に入ることにより起きるそうです。
家のなかの温度差を無くし、昼夜を問わず自然の温もりをつくることで、そういった事故が回避できる他に、リュウマチで起きれなかった方が、散歩が出来るようになった例もあります。
温湿度環境の改善により、高齢者にも優しい住まいづくりが実現しました。
お湯がふんだんにつかえる!
太陽の力でお湯をつくるので、夏場はとくにお湯が余るほどふんだんに沸きあがります。
給湯の心配をしなくていいのが安心で心強いです。
主燃料は太陽熱です。化石エネルギーの消費を大幅に抑制することができます。
通常の設計では冬の総暖房エネルギーの2/3、年間給湯エネルギーの40%を太陽熱でまかなえます。
欧米と比べると劣悪といわれる日本の住宅暖房ですが、こうして少ないエネルギー消費で快適な24時間暖房を楽しめます。
動画での説明はこちらです。
Q&A
Q:太陽光発電とは違うの?
A:はい。違います。見た目は太陽光発電とそっくりですが、
太陽の「熱」を集めて暖房や給湯に使う仕組みなので、
太陽光発電と違い劣化がなく半永久的なシステムになります。
Q:太陽が出ていないときはどうするの?
A:曇りの日でも太陽の熱を感知して動いていたのを確認しておりますが、
雪や雨の日は補助ボイラーが作動します。
補助ボイラーは電気、ガス、石油と好きなものを選べます。