こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。そろそろタイヤ交換終わらせないと危険ですね汗
「家づくりの検討を始めたところなのですが、
いろんなハウスメーカーさんの住宅を見学する度に目移りしてしまい
何を優先すべきか分からなくなってきております汗
私としては吹き抜けのリビングに憧れているのですが、
その分2階のスペースが減ってしまうという事で主人と意見が合いません。
漠然とした相談で申し訳ないのですが、何を優先していけば良いでしょうか?」
こんなご質問がありましたので回答しますね。
結論から言いますと、まず「予算計画」と「相場感」を
押さえておくのが大事かなと思います。
・・・いきなり夢も希望もないような話ですいません汗
住宅展示場や見学会に行くとほとんどの間取りがLDKに鉄骨階段、
大きな吹き抜けに大きな窓、という感じで開放的でオシャレな空間で夢が広がりますよね。
特にけっこう鉄骨階段を使った展示場は最近増えてますね。
どうしても格好いい間取りの住宅を見てしまうと
今回のご相談者様のように「デザインをとるか実用性をとるか」みたいな
「理想と現実の狭間」で動けなくなってしまう方も多いのではないかと思いますね。
ただ気をつけて頂たいのは展示場や見学会で「家のデザイン」から追っかけていくと
「挫折しやすい」といいますか妥協が多くなるので注意が必要です。
例えば冒頭でお話しした「鉄骨階段」一つとっても
大体相場としては100万〜130万ほどします。
これを普通の階段にすればおおよそ30万円ぐらいで収まるので、
その差は70万〜100万ですね。
(・・・またお金の話か)なんて言われそうですが
大事なポイントなのでお伝えしますね汗
デザイン専攻で家づくり計画を進めていくとですね、
こういうパーツ一つ一つの値段差の積み重ねで
とんでもないお見積り金額が出てきます。
そうなった時にその提示金額を見て
「あ、私たちには家は無理かも汗」
と家づくり事態を諦めてしまう方も少なくありません。
そんな結末にならないためにもまずは予算計画から〜
といういつも通りに話になって終わってしまいそうなので汗
一つだけアドバイスとしましては
「建てて10年後も満足感が得られるかどうか」
が一つの判断基準なのかなと思います。
例えば先ほどの鉄骨階段ですが。
値段が高い事を承知の上でつけるかつけないか、
優先順位をつけてみて他を妥協して予算を回す価値があるか、
そこまでじっくり検討した上で設置するという結論に至った場合はですね〜
すごく満足感が高くなります。
その鉄骨階段を見るたび
「あ〜あの時めちゃめちゃ悩んだけどつけて良かったな〜」
みたいな感じで毎回思い出が甦るんですよね。
家づくりで成功するコツとしてはやっぱり「人任せ」にしない事です。
あれこれ悩んでみて、いろんなパターンを考えてみて
その上で選んだものはやっぱり愛着が出ますよね。
旦那さまと意見がぶつかった時はぜひ
そういう視点でじっくり話し合ってみてはいかがでしょうか。