こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は雨。湿度が高くてジメジメですね~。
先日大規模なリノベーション(断熱リフォーム)していた現場にて
気密測定を行ったんですけどもね。
数値としてはC値0,7m㎡/m㎡ということでちょっと
社内ではニュースになるぐらいの高数値だったのです(!)
おそらく・・・いやたぶんですけども。
当社以外の物件も含めて盛岡でのリノベーションでは
この数値は№1ではないのかなと。
(もっといいところあったらスイマセン汗)
そのぐらい肌感覚で
「すごいの出来ちゃった汗」
とまあ~・・・
大工さんと大向部長が相当頑張ったんだろうなと。
数値から努力の背景がすごくにじみ出ていましたね~。
ただですね、お施主さまからしたらC値0.5m㎡/m㎡を
切ってほしいのがご希望だったんですよね。
いや~・・・そこは申し訳なかったです汗
ここは正直私の説明不足も原因だったなと反省してまして。
当社では「新築」においては基本的に
全棟気密測定をしてまして、
いつも0.5m㎡/m㎡以下の高数値を出しています。
断熱リフォーム、
いわゆる「リノベーション」においては
そこら辺の話を言及してなかったんですよね。
ここで誤解を招いてしまったので申し訳なかったです。
正直ですね、「新築」と「リノベーション」では
似て非なるものでして。
条件が全然変わってきます。
リノベーション工事において
「気密性能の確保」を難しくしている原因は
「旧建材と新建材を繋ぎ合せていく」ところにありまして。
どうしても昔の建材は歪みもしますし、
場合によっては床が斜めになって
高低差がでてしまっていることも多いんですね。
そこを補強しながら新建材で組んでいく訳ですから、
黙ってても隙間が出来やすいんです。
なのでですね、高い気密性能を確保するにおいて
「全てを新しい部品で組んでいく新築」と比べたら
リノベーションはものすごく難易度は高いんですよ汗
例えるなら運動不足の小太りさんが
いきなりトライアスロンに挑む感じですかね。
そのぐらい難易度が高いんですよ。
(どのくらいやねん汗)
ゴホンゴホン・・・わかりづらくてすいません。
おそらく一般的なリノベーション、
よくある「新築〇っくりさん」みたいなリノベ工事でしたら
c値2m㎡/m㎡を切る事も難しいのではないでしょうか。
(スイマセン批判してるワケじゃありません。一般的にはそう感覚です汗)
なのでですね、当社のいつも行う「断熱リフォーム」も
C値1m㎡/m㎡切れたら優秀ですね、という感じで。
けっこう他社さんでも
「リフォームでC値1.7m㎡/m㎡切れたらすごい」
みたいな感覚なんでですね。
そういう背景もありまして
今回のこの数値はちょっとしたニュースなんです。
私としては大々的にこのお話をしていきたいんですけどもね。
監督や大工さんからしてみたら
「大変だったんであんまり言わないで汗」
というのが本音のところみたいですので(笑)
新築と断熱リフォームにはそういった差が出てしまうのは
ご了承いただければと思います。
いやはや、でも今回は凄かったです~。