こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は雨。昨日とは打って変わって大雨ですね汗
「築70年とか80年の家でも断熱リフォームは可能ですか?」
というご質問が続いたので回答しますね。
「断熱リフォーム」は建物の面積を変えずにガラッと間取り変更を行うので
ほぼ新築同様に家が生まれ変わります。
新築ではないので許可申請関係の費用がかからないのも魅力なんですよね。
そんな「断熱リフォーム」ですが、
基本的には「木造かつ在来工法で建てられていた建物でしたら
問題なく可能ですよ~」とお伝えしてます。
ただですね、
「もしかしたら新築の方が安くつくかも・・・」
というケースがあるんですね。
いろんな要因はありますが大きく分けると
1、「建物が大きすぎた場合」だったり、
2、「増築を繰り返されていて構造が複雑化してしまった場合」
があります。
この2パターンに陥っていた場合、
もしかしたら新築にしてしまったほうが
コストパフォーマンスがいいかもしれません。
これはなぜか?といいますと。
建物が大きすぎた場合やっぱり単純に費用も高くつきます。
前は大人数で住んでいたもののリフォーム後の入居人数が少ない場合
ある程度コンパクトにして新築にしたほうが総額が安く収まるケースも多々あります。
断熱リフォームは間取が自在に変更できるといえども
無制限かというとやっぱり残さないといけない柱があるのでですね、
ある程度は制限されてしまいます。
そしたら新築にしてしまったほうが使い勝手優先で
自由度は高いワケですね。
そしてもう1つの
「増築を繰り返されていて構造が複雑化してしまった場合」ですが、
こうなるとやっぱり構造体の継ぎ目に「弱点」が
集中してるケースが多いんですね。
増築で繋いでいる部分、
いわば「連結部分」がひどく傷んでいたりするので
その部分の補強に費用が多くかかってしまったり
柱を増やさないといけなかったりします。
そうなるとなんとなくお金のかけ方としては
勿体ない事にもなりかねないのでですね。
そこは注意が必要ですね。
「古いものを活かす」という考え自体はやっぱり素晴らしい考えですし、
大抵のケースはコストパフォーマンスにおいて良くなるパターンが多いので。
基本的には「断熱リフォーム」をおススメしますが、
どうも費用対効果に合わないな~・・・というケースも
往々にしてありますのでですね。
そこは臨機応変にいろんな角度からベストを探っていきましょう~。