こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。ちょっと雨もパラついてますね~。
「ローンは月々安くする方がいいですか?
それともちょっと高くても期間を短くしたほうがいいですか?」
よくこんなご質問を受けるんですけどもね。
基本的には住宅ローンは「支払い期間35年」という商品が多いんですが
中には40年というものもあるんですよ。
40年のものを選べば月々のお支払額はけっこう抑える事ができます。
ただ「老後にまで支払が残る」というリスクがある訳ですね。
こういうご相談をされた時に私は悩むんですが
基本的には期間40年のものを選ぶ事を
おススメするケースが多いんですね。
これはなぜかと言いますと。
ローン破綻の一番の原因が
「月々の支払が重かった」というのが
あるからなんですね。
これ不思議なんですけども、
お金ってちょっとでも手元に残すと増えてくようになっています。
(え?そんな訳ないでしょ?)
なんて思われるかもですが不思議とそういうメカニズムになってます。
・・・すいませんちょっと話がそれました汗
ローン期間が短かったとしてもローン支払いが重いと
やっぱりお財布が圧迫していくんですよね。
一方ローン期間を長くしても手元には
月々1000円2000円と種銭が残るワケです。
これが積み重なっていくと何十万の差になってくるんですね。
お金というのは手元でまとまった額になってくると
「複利」という現象が発生します。
・・・当然普通の預貯金ではこの「複利」は期待できませんが。
ちょっと運用の知識を身に着けるとどんどんこの
「複利」の凄さが分かってきます。
実は世の資産家たちは
いきなりお金持ちになったワケじゃないんですね。
「複利」を上手に使ってコツコツお金を増やしていった結果、
雪だるま式にお金が増えていったから
お金持ちになっていったんです。
・・・別に何かの勧誘ではありません(笑)
ただ、「お金を手元に残す」という事は
「それだけ選択肢が増える」という事は
覚えておいていただきたいですね。
種銭が増えれば計画的な
「繰り上げ返済」も視野に入ってきますから。
今は「個人年金」やら「NISA」やら、
運用のハードルは下がっているのでですね。
効率よく「複利」の効果を得られる環境は整ってきています。
ただ「種銭」が無ければ何も始まらないので。
住宅ローンを組む際は「いつまでに払いきる」というのも大事ですが
「どう手元にお金を残すか」というのをよくよくご検討いただければと思いますね。