こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。ちょっとづつ梅雨に近づいてきましたね~。
キンキンに冷えたビールが美味しい季節になってきました。
それと同時に今年もジメジメの梅雨時期がやって来ますね~。
部屋の「湿度対策」はいろいろ考えなきゃいけない
季節になってきました。
先日もお客さんから
「新築にしたら24時間クーラーつけっぱなしにしてなきゃダメですか?」
というご質問がありまして。
無理して24時間冷房しなくても良いですよ~、
とお伝えしたんですけどもね。
無理してクーラーで風邪でも引いたら大変です汗
あくまで体感とご相談いただきながら
臨機応変にお使いいただければと思います。
最近は空調機の質もどんどんよくなってますからね。
お施主様の家に行ったら
「プラズマクラスター」を上手に活用されていまして。
クーラーをつけずにそのプラズマクラスターの
「除湿モード」でですね、室温28℃・湿度60%みたいな感じで。
そんな高めの室温でも全然むし暑くなくて
むしろ涼やかに感じましたね。
そんな感じで「室内」は空調機を上手に活用して
湿気対策をしていただきたいのですが、
問題は壁内、いわゆる「壁の内部の結露対策」ですね。
室内よりむしろこの「壁内結露対策」はとっても重要です。
「え?壁内結露って冬に起きるんじゃないの?」
勉強されている方はこんな疑問もあるかもしれませんが、
夏もしっかり結露は発生するんですよ。
それは室内がクーラー等で冷やされて、
いわば「キンキンに冷えた缶ビール」みたいな状況になる訳です。
湿度たっぷりの外の空気が冷やされて結露となり壁内に貯まるんですね。
夏場の梅雨時期はそれこそ湿度100%に近い状況にまで
水を含んだ空気に家は晒されます。
家の内部が冷やされればすぐさま結露は発生しますので、
むしろ夏場の結露対策はかなり重要なんですよ。
そして冬場よりも夏場の結露対策の方が
ちょっと難しいのが厄介です。
冬場の結露対策はとにかく壁の断熱力を上げればいいので
簡単といえば簡単なんですね。夏場に比べれば。
夏で厄介なのはその100%近い湿気対策なんです。
我が社では水を通さない
外断熱材(ウレタンフォームなど)でびっちり覆うスタイルで
水気が壁内に入って来れない工法で対策をとってるのですが、
これが今のところシンプルでベストかなと思っております。
それぞれ建設会社さんの考えがありますから
「夏の壁内結露」は他にもいろいろあるかもしれません。
問題が「ただグラスウールを詰める」というスタイルだと
ちょっとやっぱり心配ですね。
もしそういう断熱スタイルであればやっぱりその業社さんと
よくよくお打合せして結露対策はしておく事をおススメしますよ。
壁内結露はまさに「百害あって一利なし」ですからね~。。。
せっかくの新築でカビやダニが発生したら泣きたくなりますので汗
しっかり吟味しておきましょう~。