こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。ちょっとずつ春が近づいて来ていますね。
「どこに行っても小さい間取りを提案されます・・・なんででしょうね?」
というようなご質問があったので回答しますね。
これはなぜかといいますと・・・ハイ。
「物価上昇」が大きな原因です。
以上。
・・・というのも身もフタもない回答なのが(笑)
明らかに住宅単価が上がっているのは事実です。
ただそれとは別の理由としまして、
実は「間取のつくり方」が変化したのも
坪数縮小の要因なんですよ。
これはどういう事かと言いますと。
「LDK一体型」の発想の登場です。
一昔前の間取り構成って
L:リビング(居間)・D:ダイニング(食堂)・K:キッチン(台所)というように
確実にこの3部屋分かれていたんですね。
それぞれに広く部屋割りされていたので(特にダイニングとリビング)
確実に場所を取っていたんです。
でもですね~。
これはしょうがない事でして。
昔は一家族あたりの人数がとても多かったんですよ。
4人兄弟・5人兄弟は当たり前。
おじいちゃんおばあちゃんを合わせると
9人~10人世帯はざらだった様です。
そう考えるとこの間取が
とても理にかなっていたんですよね。
今はどうかと言いますと。
明らかに家族人数は減っているのかなと。
今は家は「少人数で暮らす空間」に変わってきています。
要するに今と昔では家族構成から何から・・・
いわゆる「ライフスタイル」がガラっとかわってきているんですよね。
これは正直ですね~少子化の煽りをがっつりと影響受けてますので
経済成長の点ではあんまり好ましくない状況ではありますけどね。
(・・・そんなのこじつけでしょ~?私は大きい家が欲しいんですよ!)
そのお気持ちもよく分かります汗
よく分かるんですが今の家づくりは総合的に
・お金がかかる
・小さくても窮屈さは感じにくい
ここをご理解いただいたうえで進めることをおススメしますよ。
「理想の間取りを叶えて破産した」
なんていうのは一番の悲劇です。
ただ、今と昔の家づくりを比べた時に確実に
「今が有利」と言える事は
「勉強次第で快適性の高い家がつくれる」
というところですね。
家づくりの勉強はすればするほど報われます。
それが実現できる技術がある時代になってきてるとも言えますね~。