盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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吹き抜けとコストパフォーマンスの話

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日はくもり。また暑くなりそうな気配ですね。

 

吹き抜けから見下ろすLDKは眺めが良いですよね~。

 

という事で「吹き抜けをつけたい」というご要望が増えています。

 

「吹き抜けをつけると冬場に寒いよ!」という

ご意見もあるんですけどもね。

 

断熱性能と気密性能の吟味が足りないと

実際に「寒い原因」になるので注意は必要です。

 

特に気密性能ですね。

気密は命。

 

家が隙間だらけだった場合温めた空気は

上に逃げていくんでですね。

 

せっかく温めた空気は吹き抜けをつたって上にいって、

冷えてる空気は吹き抜けをつたって下に下がってくるという、

いわば「空気の対流の悪循環」が生まれてしまうんですよ。

 

「吹き抜けから冷たい空気が下りてくる」

というのはこれが原因なんですよね。

 

なので吹き抜けをつける際は冷たい空気を下ろさないためにも

気密性能・断熱性能の吟味は必須です。

5分でわかるいい家づくりの秘訣

 

逆にそこさえクリアしてしまえば上と下の温度差がほとんどない

快適空間をつくる事が出来るワケです。

 

なので「あったかい家」にしてしまえば吹き抜けはおススメですが、

施工費にはちょっと注意が必要ですよ。

 

いやはや、今日の本題はここからです。

前振りが長くなってスイマセン(笑)

 

 

吹き抜けは床が無いので

「その分安く済むんじゃないの?」と

思われるお客様はけっこう多いんですよ。

 

これは「坪いくら」という発想で計算するお客様が

よく勘違いされるポイントなんですけどもね。

けっきょくあっとホームさんって坪単価いくらなの?

 

「床がない分坪数も減るから安くなるかも」

というお考えだと思うんですけども。

 

実際はですね、

そう単純なものでもないんですよ汗

 

なぜなら吹き抜けで床が無いとはいえですね、

部屋としてのボリュームはそのままなんですよね。

 

ようするに「床を貼れば部屋として成立する」

空間のボリュームがあるんです。

 

いわゆる「容積」ですね。

 

なのでその分やっぱり費用はかかってるんですよ。

 

それと見逃せないのが「足場代」です。

 

普通なら内装仕上げの際に二階に床があれば

そこから脚立なりかければ天井も届くんですけどもね。

 

二階に床が無い分ですね、一階から足場をつくらないと

二階の天井に届かないんですよ。

 

こういう「見えない諸経費」というのが

事実発生してくるんですね。

 

住宅会社によっては吹き抜け工事は完全に

「追加オプション料金」として請求する会社もあるそうですけどね。

 

当社の場合そこまでにはならないですけども

掛かるものは掛かっております。

 

なので「吹き抜けにしたら安くすむかも」という発想で

吹き抜け導入は検討しないほうが無難ですよ。

 

コストパフォーマンスから考えるなら

床を貼って部屋にするのが一番ですからね。

 

なので吹き抜けは

コスパと開放感とを天秤にかけて

「開放感が欲しい」という気持ちが勝った時に

ご検討いただくのがベストかと思います。

 

そこら辺は一緒に予算計画を立てながら

揉んでいければいいのかなと思いますね~。

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