こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ⇒雨らしいですけども今のところ晴天です。
日本は欧米とくらべて溺死事故が多い国と言われてまして。
特に高齢者の溺死が多い国なんですね。
実際の日本での高齢者の「溺れ事故」のデータがこちらです。
11月~3月にかけて溺れる人が多いんですけどもね、
なにもみなさん「寒中水泳が好き」というワケではないんですよ(笑)
この「おぼれ」による事故のほとんどが浴槽で起こっているそうでして。
冬場の浴槽で溺死する原因といえばアレですね。
そうです。
「ヒートショック」ですね。
寒い脱衣所から急に熱い風呂に入る事で
血圧が極端に上下して死亡・・・という事故なんですけども。
あの野村監督もこの「ヒートショック」が原因で
お亡くなりになられたと言われてますね。
ご婦人のサッチーさんの死因もヒートショックと言われてますから
いかに多いかという事なんですけども。
なんで日本だけそんなに多いの??
というとですね、やっぱり「冬も浴槽に浸かる」という
文化の違いもありますけども。
一番の原因はなんといっても
「家の中での温度差がすごい」
からなんですよね。
日本では基本的に「使う部屋だけ暖める」
という習慣が根付いてますよね。
普段いる部屋だけあったかくて他の部屋は極寒・・・。
いわゆるケチケチ暖房が
体に染みついちゃってるワケですよ
私も今住んでるアパートで当たり前のように
「使う部屋だけ」暖めるケチケチ暖房をしてますが(笑)
これはなぜなら全部屋暖めたら
燃費がかかってしょうがないからですよね。
欧米はどうか?というと。
動画でも解説してますが、
基本的に「全館暖房」なんですね。
この違いは欧米の人からしたら
かなりのカルチャーショックでもあるそうでして。
日本にいらっしゃる海外の方が
「日本は文化水準がとても高い国なのに家が寒い」
とまあ、そんな事をおっしゃる方もいます。
なんでこんなにも欧米と差ができてしまったのか?
といいますと。。。
日本の高度経済成長の住宅大量生産のウラで
家の性能は度外視だったというのが
歴史としてあるんですよね。
今になってやっと国自体が「省エネ住宅」を
推奨する動きを見せてきたのでですね。
徐々にではありますが24時間全館暖房が可能な
家づくりが浸透してきたんですけども。
正直まだまだ過渡期である事には変わりないのが現実ですね。
寒い家を建てるかあったかい家を建てるか?
日本の場合ですね、これは冗談抜きで本当に
健康と命に係わる大きな問題だと思いますね。