こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。
先週末は恒例の「ビアガーデン」を今年も行いまして
お客さんもたくさん集まっていただき大盛況でしたよ。
そこでお客さんから「最近ブログ更新が止まってるんじゃないの!?」
と言われたのですいませ~んと(笑)
なるべくマメに更新しようと誓ったのでした。
誓いがいつまで持つかわかりませんがよろしくお願いします(笑)
今日はですね、以前からチラホラとご質問があった
「岩手で北海道仕様をやるべきか?」についてなんですけども。
上の図は「断熱区分」を色で地域分けした図なんですけどね。
青いところが北海道で「Ⅰ地域」と言われてまして。
岩手の盛岡は、というと緑色で「Ⅱ地域」と呼ばれてます。
地域の数字で断熱レベルを指してまして、
いわゆる北海道の「Ⅰ地域」がいちばん高い断熱性能を求められる訳ですが、
この「Ⅰ地域」の断熱レベルを実現した家を「北海道仕様」と言うんですけどね。
果たして岩手でそこまで必要なのかな?と思うんですよ。
確かに断熱レベルを北海道で耐えられるところまで上げると
省エネ住宅になるにはなりますが。
ここは北海道ではなく岩手ですからね~。
極端に発想を「北海道レベルにする!」というところまで飛躍させなくても
「岩手での最適はどこか?」と考えていった方がお金を有意義に使えるのでは?
と思うんですね。
と、言いますのもビアガーデンの際に大工さんも来てまして。
当社以外の住宅も多数手掛けてらっしゃるベテラン棟梁です。
「やっぱりやりすぎ(断熱材の盛り込みすぎ)は気になる」
とまあ、そんな棟梁の一言から始まった話題でもあるんですけどね。
どうも最近、北海道仕様の建物を手掛ける機会が多かったらしく
お客さんが納得の上でやってるのか?会社の勧めでやってるのか?
そこら辺が気になったそうで。
まあ、ご納得の上でやられる分には私は良いと思うんですけどね。
ただ「北海道仕様はいちばん良いと聞いたから」という理由だけで
安易に断熱材をたくさん盛り込むのはちょっと勿体ないんじゃないかと。
そこは丁度いい塩梅にしておいて
他に予算を回した方が良いのではないのでしょうか?
と思いますね。
私たちも「快適な暮らしをするには性能は大事」だと思ってはいますが、
最初に「岩手において」というキーワードがつきます。
そのためには、まず基本となるこの部分はかかせないところだと考えてます。
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