こんにちは昌博です。
あっという間に春の陽気ですね。
朝や夜はまだ冷えそうなので、灯油の補充をしようかどうか
迷う今日この頃です。
今日朝礼で、社長が
床断熱と基礎断熱の話をしていました。
床断熱とは、床の下に断熱材を貼りつけるやり方です。
写真の右側が床断熱工法ですが、床下は断熱せずに、室外という考え方です。
あっとホームでは、写真の左側にある基礎断熱工法を用いています。
基礎をすっぽり断熱材で覆うため、床下も室内同様に暖房スペースとして考えます。
一見、「床断熱のほうが、暖房スペースが少なくて済むからそっちのほうが
光熱費かからないんじゃないの?」
と思いがちです。
結構そのように説明しているサイトも多いようです。
でも、実際のところはどうでしょう?
基本的に、熱が逃げるのは、外気に触れる部分からです。
床断熱の場合、床下が外と変わらないので、床全体が外気に触れます。
基礎断熱の場合は、外気に触れるのは基礎の枠の面積程度です。
床全体と基礎の枠、比べるまでもなく、熱が逃げる量は
床全体の方が大きいです。
念のため計算すると、
仮に25坪の床面積の場合
1坪は3.3㎡なので、
25坪×3.3㎡=82.5㎡
床の断熱工法の場合は82.5㎡が外気に触れます。
基礎断熱の場合だと、
基礎が地面から出ている高さ
(あっとホームの場合)は40cmです。
基礎の枠一辺の面積は、
一辺の長さ9.1m×高さ0.4m=3.64㎡
基礎の枠トータルの面積は
3.64㎡×4=14.56㎡
床だと82.5㎡、基礎枠だと14.56㎡、約5倍の差です(゜o゜)
床の面積が大きくなるほど、この差は大きくなります。
これは、知らないと損だなぁと感じました。