こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。今日も冷えますね~。
電気代アップでうんざりの方が大多数の中ですね、
「そこまでアップしてない?」というお客様も少なからずいらっしゃいまして。
みなさん軒並み電気料金2倍とか3倍とかおっしゃっている中ですね、
5~6000円アップぐらい?で済んでるというので。
気になったので先日お伺いさせていただきました。
そしたら一つ分かったポイントがありまして。
それは何か?といいますと。
「家の暖房設定温度が低め」だったんですね。
20℃とか21℃とか。
(そんなに低くしてたら寒いじゃん!)
と思うじゃないですか汗
それが寒くないんですよ。
むしろ全体的にほわっとあったかいんですよね~。
なんでかな~?と思いながらですね、
体感として感じたのは「床があったかい」という事ですね。
べつに床暖房でもない一般的なFFストーブ暖房なんですけども
ほんわかと足元が暖かいんですよ。
気になって壁も触ってみましたが
心なしか壁もぬくもりがありまして。
これは素晴らしいなと。
このからくりは上の絵がわかりやすいかと思います。
実は高い温度設定で暖房しても床、壁、天井が冷えていると身体の熱が奪われるんですよね。
これを「逆輻射熱」なんていいますけども。
これが床、壁、天井が一定の温度で保たれていると「身体の熱は奪われない」のでですね、
暖房の温度設定が低くてもあったかいんです。
夜に暖房を切って朝にガンガン暖房を焚いても
なかなか暖かく感じないのはこの原理なんですよね~。
専門用語でMRT(平均輻射温度)なんていいますが
この用語自体は別に覚える必要はありません汗
効率よく暖房するには低温暖房で24時間切らないこと。
これがやっぱり大事なんですよね。
逆に熱い暖房を欲するのは
「身体が何かで熱を奪われてる状態にある」
とも言えますね。
それはサッシなのか玄関ドアなのか。
断熱を吟味していくとおのずと
冷えやすいポイントは限られてきますのでですね。
これから家づくりを始める場合この「輻射熱の原理」を知っておくと
暖房器具選びや間取りも効率的になるのでおススメですよ~。