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換気システムどれが正解?それぞれのメリットデメリットについて

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は小雨。そこまでは寒くないですがどんよりした天気ですね。

 

「いろんな会社さんの家を見させていただいてますが、

換気システムについて質問です。

他社さんでは「熱交換換気の第1種換気」をお勧めされます。

あっとホームさんでは第1種ではなく第3種換気を標準とされてる様ですが

何か意味があっての事でしょうか?」

 

こんなご質問がありましたので回答しますね。

 

結構マニアックな話になってしまいそうなので汗

ざっくりと住宅における「換気システム」について解説しますね。

 

家に使われる換気システムは大きく2タイプに分かれます。

 

ひとつは「第1種換気」と呼ばれるもので空気の吸気と排気、

どちらも機械で強制的に行うシステムです。

 

もうひとつは「第3種換気」と呼ばれるもので

排気だけ機械で行うシステムです。

 

今は新築を建てる際に「24時間換気システム」をつけるのが

義務化されているのですが。

 

ハウスメーカーさんそれぞれ「推し」の商品が違うので

どれがいいのか今ひとつわかりづらいのが現状ですね。

 

とはいえ大体の傾向としては、

ほとんどの会社さんが「第1種換気の熱交換タイプ」をお勧めされるパターンが

多いのではないかと思いますね。

 

その「第1種換気の熱交換タイプ」とは何ぞや?

という事なのですが。

 

「第1種換気」とは先ほどご説明した通りですね、

空気の入り口と出口、いわゆる「給気と排気」にモーターをつけ

電気の力で換気するスタイルになります。

 

更に「熱交換タイプ」というのは吸気と排気に「熱交換フィルター」を取り付け、

「外の冷たい空気」を「温かい空気」に変換してから取り入れるシステムになります。

 

・・・言葉で説明すると難しいですね汗

 

今度You Tubeで解説動画撮ります。

 

熱交換タイプの換気システムは

「部屋の暖めた空気を捨てずに換気できるから省エネ」と言われてます。

 

ただデメリットとしてはフィルター交換が年に1回

およそ「10,000円〜15,000円の交換費用がかかる」というのと

換気システムのモーターが入口と出口で「2台分電気代がかかる」

というのがあります。

 

設置費用も第3種換気に比べて

20万〜30万円ほど高くなるイメージですね。

 

この費用が冷暖房の費用、

いわゆる「ランニングコスト」と比べて安いか高いか?

 

ここら辺が個人の判断になってくるところですね。

 

我々は特に何もご要望がなければ

シンプルな「ダクト式第3種換気」を標準にしております。

 

第1種換気と何が違うの?と言われると

 

これは設置費用も第1種、熱交換タイプの換気システムと比べて安く済むのと

メンテナンス費用がほぼかからないのが大きいですね。

 

確かに熱交換タイプであれば冷暖房費の省エネに繋がるかもしれませんが

寒く感じたら換気量を少なく調整すれば事足りるんじゃないかなと。

 

そういう意味合いもありまして、

あえてシンプルな第3種換気をオススメしております。

 

ただ「これが正解!」というのはありませんのでですね。

 

「第1種換気を使いたい」と言われたら全然施工します。

 

どちらにせよメリットデメリットはあるお話なので

ご納得いくまでご検討いただければと思いますね。

 

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