盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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実家の隣に家を建てたいのですが

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。気持ちのいい朝ですね~。

「実家の敷地が広いので実家の隣に家を建てようと思うのですが、

いろいろ調べていたらそこに家を建てるのであれば実家を壊すか、

今の建築基準法に合うように実家を補強しないと建てちゃダメと言われています。

なので補強費用を見積もってもらったらとんでもない金額なのでそれはムリだと思っています。

かといって実家を壊すのも勿体ないです。何かいい方法はありますでしょうか?」

 

こんなご質問があったので回答しますね。

 

けっこうこういうお悩み相談は多くてですね、

「なんで敷地が余ってるのに建てちゃダメなの!?」

となかば怒り気味のお客様も多数いらっしゃるのですが汗

 

基本的にですね、建築基準法で同一敷地内において

「住宅は一つしか建ててはいけない」事になっております。

 

困ったものですね汗

 

ですので今の母屋を壊さないで家を建てたい場合は

「敷地を分ける必要」があります。

 

方法としては「敷地分割」か「敷地分筆」ですね。

 

この二つは似ていて非なるものでして。

 

敷地分割はハードルは非常に低くてですね、

設計者が「ここで仕切ります」みたいな感じで土地に線を入れてですね、

確認申請の時にそれで建ぺい率やら容積率に問題がなければそのまま建築できます。

 

この時に注意しないといけないのが

土地の登記等の変更をしているわけではないので

分割ラインはあくまで「建築確認上だけ」なんですね。

 

実際に土地を分けているワケではないのでですね、

前に建てた既存の建物も今の建築基準法に合っているかどうかチェックされるんですね。

 

もし今の基準法に合っていない場合どうなるか?

 

そうですね、今の基準に合うように

基礎を補強し躯体も手を入れないいけないワケです。

 

この費用はおそらく500万~1000万円くらいでしょうか汗

 

もはや建て替えた方が良いんではないかという感じになりますよね。

 

昭和56年以前に建てられた建物はほぼほぼアウトだと思ってもらえればと思います汗

 

おそらく今回のご相談者様もこういう問題に直面してしまったのだと想像します。

 

こういう場合は「敷地分割」は諦めて

「敷地分筆」で行きましょう。

 

分筆の場合は費用が痛いんですけどもね汗

 

でも分筆さえしてしまえばもう

誰にも文句いわれる事なく新築は可能になります。

 

費用としては・・・土地家屋調査士さんを呼んで測量、

土地を分けた後に登記も行わないといけないので40万~50万円ぐらいでしょうか。

 

う~ん、この費用をどう捉えるかですね。

 

ただもし仮に母屋補強を想定した場合40万、50万円で済む話じゃないので

コストパフォーマンスは明らかにいいかなと思います。

 

新たに土地を探したとしてもやっぱり40万、50万どころじゃないですから汗

 

私なら迷わず「敷地分筆」一択ですが、

ここはご家族の考え方もあると思いますので

充分な話し合いが必要かと思いますね。

 

じっくりと話し合って納得のいく方向性を検討してみてくださいね。

 

いつでも困ったらご相談ください~。

 

 

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