こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。ちょっと蒸し暑い朝でしたね~。
「5年前に住宅ローンを変動金利で組んで家を購入したのですが、
物価上昇をうけて住宅ローンの金利も上がっていくという記事を読み不安に思っています。
今後の事も考えると固定金利の商品に借り換えたほうがいいのでしょうか?」
というようなご質問をいただいたので回答しますね。
結論としましては無理に今動く必要はないと思います。
確かに今現在は資源の高騰を受けてアメリカの金利が上昇しまして。
円安が進み物価も上がってきております。
この流れで「住宅ローン金利も上がるのでは?」
という煽り記事はめちゃめちゃ増えてますね。
多少の金利上昇はあると思いますが
「低金利時代の終焉」とか。
けっこう極端な記事が多い印象です汗
根本的な話をすると
「極端にローン金利を引き上げると日本経済が破綻する」
という背景を基に今後の金利動向を考えていってほしいんですね。
といいますのも今現在日本の住宅ローン事情としまして
変動金利で借り入れしている方が全体の6割を占めます。
3年固定、5年固定等の後に変動金利に切り替わる組み方をしている人も含めれば
それこそ8割にもなるんですよね。
そんな状況でですね、もし仮に日銀の政策で極端な金利上昇が起こった場合どうなるか?
・・・ローン破綻者が続出します汗
バブル崩壊後リーマンショックを受けて日本の経済構造は大きく変わりました。
国としてはですね、ゼロ金利政策からの住宅ローン金利の引き上げは
かなりデリケートな問題でして。
市場の動向を伺いながら少しずつ少しずつ進めないといけないのが現状です。
そんな状況ですのでですね、
今すぐ焦って手数料を更にお支払いして固定金利に切り替える必要はないかなと。
ただまったく金利上昇がないワケではないのでですね、
普段から繰り上げ返済計画など早めにローンを終わらせる対策は必要かなと思います。
そのためにも全体のライフプランの見直しは大事ですのでですね、
家を購入した後も心配な方はお気軽にご相談くださいませ。