こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。少しは雪が解ければありがたいんですけどもね。
よくご質問で多いのは
「子供部屋は何畳ぐらいが妥当なんでしょうか?」
というお話なんですけどもね。
基本的には
「4畳半ぐらいでも充分かと思います」
とお答えしております。
むしろ最近では
「3畳か4畳ぐらいでも良いんじゃないでしょうか」
とどんどん小さめにお答えする事が増えてきましたね。
これは何故かといいますと
お子様のお部屋って最終的に
「物置部屋」になってしまうからなんですね。
要するに「お子様がその部屋を使う年数」よりも
「お子様が巣立って行って空き部屋になる年数」の方が長いからなんです。
なのでですね、なるべくならご夫婦を主体に、
旦那様と奥様のスペースを快適にする方に
集中した方が良いと思いますよ。
正直ですね、こんな事を言えば怒られるかもしれませんが汗
子供部屋を快適にしたところで教育にプラスになるケースは少ないかなと。
意外に「子供部屋は寝るだけの部屋、勉強はリビングで」と
割り切った感じでゾーニングすれば
それはそれで上手くいっているご家庭も沢山見ております。
そもそも実は家づくりを検討するタイミングというのは
2パターンに分かれるんですね。
1、ご家族が増えてアパート等が手狭になり一軒家を検討するタイミング
2,お子さんが巣立っていって家のスペースを持て余すのでリフォームしたくなるタイミング
木造の在来工法で建てた家だったら
まだ2番目のケースの対応は可能です。
ただですね、もしも2×4(ツーバイフォー)工法だったり
軽量鉄骨造だったりした場合はもはや建替えしか選択肢がないんですよね汗
これは何故かといいますと、
壁で支えている2×4工法は主要な壁を外せないので
大幅な間取り変更は難しいですし、
軽量鉄骨造に至ってはそもそも下手に触ると
経年による錆で崩れる怖さがあります汗
そうなってくるとコストパフォーマンス的に
ちょっといろいろ考えてしまう部分が多くなるので
「面倒だからスペースが無駄だけどこのまま我慢して住むか・・・」
みたいになってしまうケースも往々にしてあるんですよね。
なので前者のケース1の状況の方は
よくよく将来の家の状況を想像しながら
間取り設計を検討頂きたいなと思います。
今は部材の高騰で建築コストも上がっていますからね汗
将来なるべく後悔しないように
間取りは練りに練りましょう~。