漆喰クロスと珪藻土クロスどっちがいい？

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日はくもり。朝から蒸し暑いですね～。

「漆喰クロスと珪藻土クロスの違いってどんな感じですかね？」

というご質問をいただいたのでお答えします。

 

漆喰・珪藻土はどちらもいわゆる「塗り壁系」の素材でして、

湿度を調節できたり臭いを吸ったりとけっこう「性能」

で採用される事が多いんですけどもね。

 

それを壁紙にしたものがそれぞれ

「漆喰クロス」「珪藻土クロス」といった商品になります。

 

まず知っててほしいのがどちらも

「クロス」いわゆる「壁紙」

という事になりますのでですね。

 

下地となる紙に「漆喰パウダー」や「珪藻土パウダー」を薄く塗った

だけなので、どうしても本来の「塗り壁」と比べると性能値は劣ってしまいます。

 

ですので調湿も吸臭も塗り壁と違って

あまり期待しないほうが無難かなと。

 

ただ漆喰も珪藻土も「塗り壁」仕様になるとお値段もそれなりです汗

 

左官職人さんが手作業で塗っていくのでどうしても高くつくんですよね。

 

なのでですね、「漆喰クロス、珪藻土クロス」を選ぶ主旨としては

あくまで「値段を抑えつつそれぞれの雰囲気、意匠性を楽しむもの」

と考えてもらえれば失敗は少ないかなと思いますよ。

 

という事で。

 

それぞれの意匠性の違いについてなんですが。

 

まず漆喰クロスはいろんなメーカーさんが出してます。

 

よく代表的なのはサンゲツさんとかですかね。

いろんなデザインがありますがこういう「ハケ」で塗ったような柄が特徴ですね。

 

こういうクロス柄を使う時に気をつけないといけないのが

「継ぎ目が目立つ」という事です。

 

いわゆる「ジョイント部分」ですね。

 

これを目立たないようにするにはクロス職人さんの腕にかかっております。

 

下手な方にたのむと悲惨な事になるので注意が必要ですね汗

 

次に珪藻土クロスですが

どうでしょうか。

 

違い分かりますか？汗

 

画像じゃわからないですよね(笑)

 

触ると分かるんですが漆喰クロスとくらべるとザラザラしてます。

 

漆喰クロスのほうがツルっとしてるというかなめらかですね。

 

当社ではよく「見た目が良いから」という理由で

珪藻土クロスを採用される方も多いのですが。

光が緩和されて目がチカチカしにくいという効果もあるようです。

 

施工に関してはやっぱり漆喰クロスと同じでして。

 

ジョイント部分の処理が難しいんですね。

 

どちらのクロスにも言える事は「汚れは大敵」という事です。

 

普通のクロスならある程度拭き取りが可能なのですけどね。

 

この手のクロスはそうはいきませんのでですね、

そこは注意が必要かなと。

 

ただそういうデメリットを覆うくらい意匠性は高いのでですね～。

 

内装のオシャレ度を上げるなら漆喰クロス、珪藻土クロスは

かなりポイント高いと思いますよ～。