こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。桜は今週が見ごろでしょうか。
収納不足に不安を抱くお客様は非常に多くてですね、
「収納がたくさんほしいので収納スペースを重視でお願いします」
こういうご要望を多く頂きます。
実際そう言われればご要望どおりに
収納をたくさんつけた間取りをつくりますけどもね。
もしそれでご予算がオーバーしてしまうようでしたら
「本当にそんなに収納いるかな?」というところは
よくよくご検討いただきたいところですね。
我々からしてみたら
「収納たくさんほしい」と言われたら
正直ラッキーです。
なぜなら造作が簡単だからですね(笑)
面積も簡単に増えていくのでありがたいなと。
でももし自分が建てる側だったとしたら・・・
「大事なお金を収納スペースにはあんまり使いたくないな~」
と思うのが本音です。
この前ラジオでですね、とある芸能人が
「本を大量にもってまして捨てれなくてね~」
「巨大なトランクルームを借りてるんです」
みたいな話をしてましたけどもね。
たしか5万冊だか6万冊だか言ってましたけども汗
正直それを維持するコストってどのくらいなんでしょうね。
おそらくそんなに本があれば
何年も読まれてない本もあるでしょうし。
私からしてみたら無駄でしかないんですけどもね汗
まあ趣味趣向は人それぞれですけどもね~。
スイマセンちょっと話が脱線しましたが(笑)
実際なにか物が増えるということは
コストがかかると思った方がいいです。
なにも「無駄な物をいっさい持つな」と
言っているワケではありません汗
「物の維持にはコストがかかる」ものだという
認識が大事なんですよね。
そのうえで改めて収納スペースについて考えてみると
発想が柔軟になりますよ。
まずはスペース問題ですね。
「広さ」を増やすより「面」を増やす工夫をしてみましょう。
実は収納の肝は「棚」です。
物に合った棚をどれだけうまく配置できるか?
ここがとても大事なんですね。
棚の奥行きで一番使い勝手がいいのは30㎝です。
ただ全てを30㎝にすると
意外にスペースが取られるんですよね。
そこで出番が出てくるのが20㎝棚です。
実は20㎝棚もけっこういろいろ置けるんですよ。
身近なところでいうと
「枕棚」とか上につける棚が
基本的に20㎝です。
靴箱とかお出かけ用のバッグとか、
けっこうおける物の幅が広いんですよね。
今ある物のサイズを測りながら
この30㎝棚と20㎝棚を駆使していきましょう。
いちばんまずいのは「とりあえず」で
収納スペースをつけちゃうケースですね。
使用用途が明確ではないので物がごちゃっとなりやすく
片付かないスペースになりがちです。
それならばロフトスペースをつくってしまった方が
よっぽど経済的なのでですね。
このようにですね、収納スペースについて検討していくと
実はいちばんの金食い虫ポイントなのでですね汗
効率よくお金を使うためにもじっくり考えたいところですね。