工務店とハウスメーカーの大きな違いとは

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は雪。また降ってきましたね～。

「工務店とハウスメーカーって何が違うんでしょうか」

というご質問はけっこう多いのでお答えしますね。

 

最近特に両者の違いは分かりづらくなってるんじゃないでしょうか。

 

そういう「ここは工務店」「ここはハウスメーカー」と棲み分けして

会社選びをする方自体減ってきているような気もしますけどもね。

 

とはいえですね、当社は思いっきり工務店ですけども、

ハウスメーカーと思ってお問い合わせいただくケースもよくあります。

 

たぶん全国ネットの不動産会社のアットホームさんが

今ガンガンTVでコマーシャルしてるからかもしれませんね(笑)

 

当社はまったく関係ないのでご了承ください汗

 

え～と話が脱線してすいません。

 

工務店とハウスメーカーは似て非なるものでして

お互い得意不得意があります。

 

例えば値段帯ですけども。

 

工務店はどちらかというと一棟一棟まったく別物を建てるイメージなので

材料費が高いですが会社が小規模のケースが多いので

諸費用が安いイメージですね。

 

なので本体価格は高いけども諸経費は安いという感じです。

 

一方ハウスメーカーは大量生産で材料費は安くおさえれますが

会社維持費が高いので諸経費が高いイメージです。

 

本体価格は安いのに諸経費は高いという感じですね。

 

お見積り比較すると訳が分からなくなって

ドツボにはまってしまうのは

ここが根本的な原因かなと思いますね。

⇒会社によってなんで家の値段が違うの？

 

よく本体価格だけで宣伝するCMを見かけますが

諸経費等は別なので注意しましょう。

 

値段ひとつとってもそのような違いがありますが、

一番大きいのは「建てた後」かなと個人的には思いますね。

 

工務店側としたら

「建ててからがお付き合いスタート」だという感覚が強いので、

「何かあったら呼んでね」というスタンスなんですね。

 

簡単な棚造作だったりち建具調整はカンナと金づちを持って

パパッとやっちゃいます。

 

「〇年保障」とかそういう感覚よりも

「不具合があればいつでも行きますよ」

というスタンスなんです。

 

一方ハウスメーカーは

「お引渡しするまでが仕事」

という感覚が強いのかなと思います。

 

なので不定期に呼ばれる事を嫌がります。

 

「〇年まではメンテナンス無料です」

みたいな「〇年まで」と謳うのは、

「それ以後は呼ばないでくださいね」

という裏返しだったりするワケでして。

 

そこら辺は同じ感覚で見てほしくないな～と思いますね。

 

社長いわく昔珍しいお客様がいたそうで。

 

「お引渡ししてからがお付き合いスタートなのでいつでも呼んでくださいね」

とお話したら

「そういうのはわずらわしいからいらないわ～♪」

と言われたそうで(笑)

 

すごいお金持ちお客様でそういうしがらみを嫌がる方だったらしく。

 

なかなかレアケースな話でびっくりしたそうです(笑)

 

とまあそんなケースは珍しいですけども。

 

家は宇宙船なみの部品量でできてますから

住み始めてから何もないワケがないと思っています。

 

なので建てた後も気兼ねなくですね、

気になる点はいつでもおっしゃってほしいなと思いますよ～。