こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。今朝も寒かったですね~。
「2階リビングってどうなんですか?」というご質問をいただいたので
ちょっとメリットデメリットをお伝えしますね。
正直2階リビングはうちの会社でも
けっこう建ててる方はいらっしゃってですね。
土地の有効活用ということで
「1階に駐車場を確保したらLDKが窮屈になってしまう」
というケースの方の場合2階リビングで設計してますよ。
その場合のメリットとしては
メリット①リビング空間を広くとれる
これが一番大きなメリットですね。
一回に洗面脱衣、浴室までとれたら更に広くなります。
その際は主寝室の大きさなどはどうしても小さめになってしまいますが、
「寝るだけ」の用途に絞れば広さは気にならないかなと。
それよりも普段の生活空間が広々ととれるので
「エ!?こんなに土地小さいのに家の中すごい広いじゃん!」
みたいな状況をつくれるんですよね(笑)
このギャップが2階リビングの一番の醍醐味かなと思います。
メリット②天井空間の設計の自由度が高い
寝室や子供部屋といったいわゆる
「2階空間」が全部下に来ることで
天井の自由度がとても高いんですよ。
勾配天井にしてみたりロフトをつけて吹き抜けをつくってみたり。
1階で吹き抜けをつくるとまるまる2階スペースは
デッドスペースになりますから、そう考えると無駄を少なくしつつ
縦に解放空間をつくるのに適してるんですよね。
なので2階リビングを採用される際には
吹き抜けや勾配天井をおススメしています。
メリット③プライベート空間を確保しやすい
2階リビングは1階リビングよりも外との視線カットが容易です。
プライベート空間をつくりやすいので間取りの自由度が高いんですよね。
防犯対策としても機能するので地味に評価点が高いポイントです。
なかなか良い事だらけのようですが
やっぱり無視できないデメリットも存在しまして。
デメリット①毎回階段を登る必要がある
これが最大にして唯一のデメリットですね。
買い物をしてきても
「とりあえず階段を登る」
必要があります。
ここをどう考えるかがとっても重要ですよ。
すでにアパート生活に慣れていらっしゃって
2階以上の階にずっと住んでいたという方でしたら
「階段の昇り降りは苦じゃない」と言っていただけそうですが・・・
やっぱり1階リビングと比べればどうしても
生活動線の部分は目をつぶる必要がありますね。
若いうちは良いんですけどもね。
私も今住んでるアパートは部屋が2階なので
最近しんどく感じております(笑)
やっぱり1階は楽ですよね(笑)
ただ楽をしすぎても身体には良くないとか言われますから。
階段の昇り降りは長寿命の秘訣と言われたりもしてますからね。
何とも言えないところではあります(笑)
ただですね。
もし建物を建てる敷地が広かった場合は住み心地優先で
如何様にでもプラン可能ですから。
よほどのこだわりがなければ
1階リビングでご提案しますかね~。
・・・というところです(笑)