こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。朝方は今日も冷えましたね~。
「あっとさんの家の定価ってあるんですか?」とか
「なぜすぐ値段が出せないのですか?」
というご質問をよく頂きます。
ここは本当に申し訳ないなと思う部分なんですけどもね。
どうしてもこれはですね、
注文住宅は「これから建てるもの」なので
定価が無いんですよ。
その時の物価や注文の仕方に応じて
金額が変わってしまうんですね。
なので最初の段階では
「ざっくりとした概算」を基準にした上での
お打合せとなるんですね。
この「ざっくりとした概算」がある意味
「あっとホームで建てた場合の我が家の価格」
だと思ってもらえればと思います。
その概算を決めるためにまず
「いくらまで家にお金をかけていいのか?」
という予算決めですね。
住宅ローンを検討している方には特にです。
この「予算決め」に時間を多くかけていただく事を
まずおススメしているんですけどもね。
そこをしっかりと固めて上で、
ある程度の間取りプランが煮詰まってから
ようやく「本見積り」に入らせて頂いてるんですね。
なぜそういう手順を踏むのか?といいますと。
理由は二つあります。
理由①
お客さんが「想定している家の予算」と
「本当に家にかけても大丈夫な金額」が
食い違っている事がある
これは多々あります。
お客さんからざっくりと
「私の予算は土地と合わせて3000万です」と言われて
その予算を目安に家の打合せをしていたら
ローンの仮審査が通らなかった・・・とか。
「ローン会社から〇〇万円で審査OKと言われてます」
とおっしゃっていたのでローンシミュレーションをしてみたら
数年後に家計が火の車になる状態だった・・・とかですね。
予算組みが「自己流で粗い」方がですね、すいません汗
けっこういらっしゃるんですよ。
家のローンはほぼ一生続きますからね。
うちで建てるのであればやっぱり
「人生ハッピー」にしていただきたいので。
あえてここはシビアに時間をかけて検討してもらっております。
理由②
正直一番大変で手間がかかるのが「本見積り」だから
現場の土の捨てる量だったり基礎コンクリート量、
必要な木材の量だったり、外装だったり内装などetc・・・
建てる場所や土地の形状だったり家の大きさでですね。
全然違うワケですよ。
これらを全部そのお客さんのご要望にあわせて
部材を細かく拾い上げて見積りを作るんですね。
これをまだお客様と打合せが煮詰まってない段階で提示するとなると・・・
正直リスクが大きいです。
もしかしたらお客様ご自身がまだ数社と打合せしていて、
どこで建てるか決めかねている段階だったりするかもしれないですからね。
信頼関係が築けていれば
「実は〇〇メーカーさんと〇〇メーカーさんも見てまして・・・」
とご相談いただけるはずです。
そんな会話もない中でいきなり
「見積りください」と言われてもですね。
手間と時間ロスが怖いんですね汗
逆にお客さんも決めづらいんじゃないかと思いますよ。
見積りだけ出されてもですね、
見積り書には家の住み心地は書いてないですからね。
なのでその決め方はお互いに不幸なのかなと思います。
と、いう事でですね。
お見積り提示をすぐしないのは
こういう理由があるからです汗
ここをご理解のうえ家のご相談をいただければ
ストレスは少ないと思いますのでどうぞよろしくお願いします。