浴室の鏡のウロコ問題はどうしたらいい？

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日はくもり。なんかこのまま冬に突入しそうな寒さですね。

 

「お風呂の鏡って汚れるじゃないですか。

ウロコ状に曇っちゃったらどうしたらいいですか？」

と、こんなご質問がありまして。

 

浴室の鏡って汚れやすいですよね～。

 

鏡が汚れてるとそれだけで浴室全体が汚れて見えてしまうので

マメなお手入れが大事なんですよね。

 

実際汚れがウロコのところまで行ってしまったら・・・

 

無理に削らないようにしましょう。

 

無理やり削ると鏡の表面まで削れてしまい

下地が出てきてしまいます。

 

ではどうすべきか？といいますと。

 

酸性の洗剤、もしくはレモン汁などを吹き付けて、

一回表面をラッピングしちゃうのがベストです。

 

鏡につくウロコの成分は水道水に含まれる

カルキだったりカルシウムなんですよ。

 

最初は水の中に混ざってるので分かりませんが、

水が蒸発するとカルキ・カルシウムだけ残って

鏡にこびり付くんですね。

 

これがウロコ状に残るのでちょっとやそっとじゃ

取れないんです。

 

でも不思議な事に酸性の成分を加えると

みるみる分解されて溶けていくんですよね。

 

これはカルキやカルシウムの成分が

アルカリ性だからなんですけども。

 

昔小学校の理科の実験でやりましたよね。

 

アルカリ性と酸性を混ぜると中性になるアレです。

 

・・・とまあウロコの除去方法は置いておいて(笑)

 

そもそも「浴室に鏡は必要なのか？」という疑問点もあると思います。

 

実は浴室鏡って標準についてますが、

取付ない事も可能なんですよ。

 

お客様によっては「浴室の鏡は無しでお願いします」

とおっしゃる方も最近は増えています。

 

よくよく考えたら入浴中に身体を洗う時あんまり鏡を見てなかったり、

大体のケースが曇ってしまったり水浸しになって鏡がよく見えなかったりと。

 

けっこう浴室鏡はうまく機能してないことのほうが多いんですよね。

 

そう考えると個人的には思い切って

「浴室鏡無し」は充分選択肢としてはアリかなと思いますね。

 

ただやっぱり鏡があると浴室が広く見えたり、

浴室自体が明るく見えるのでそこら辺は

メリットデメリットというところですね。

 

なので「浴室には絶対鏡がなきゃいけない」という訳ではない、

と思っていていただければというところです。

 

鏡無しにした場合はやっぱり窓の明かり取りで

補う事をおススメしますけどもね。

 

注文住宅はなんでもありなので

そこはお気軽にご相談頂ければと思います。

 

このようにお風呂ひとつとっても悩み事は色々あるワケでして(笑)

 

スムーズにポンポン決めていただくに

越したことはないんですけどもね。

 

悩んだ分満足度は高まるのでですね

納得のいくまでギリギリまで悩んでください。

⇒不満が出てくる家と出てこない家の違いとは