こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は雨。じとじとした天気ですね~。
いやはや、先日お会いしたお客様がこんな事をおっしゃってました。
「〇〇ハウスに相談に行ったら総予算2800万って言っているのに
4000万の見積もりを出されたんですよね・・・」
予算を1000万以上もオーバーした見積りを出されて
びっくりしたとの事ですね。
なぜ予算を伝えているのにこんな現象が起きてしまうんでしょうか?
これはですね。
住宅メーカーは営業手法として
「お客さんは自分の予算の7割~8割で喋っている」
という教育があるんですね。
なので2800万円が総予算と言われたら
「本当の予算は3500万~4000万」
みたいな考え方をしてくるんですよ。
なので最初は強気で予算オーバーの話を
してくるんですね。
お客さんもない袖は振れないですから。
予算オーバーの見積りを見せられて
「いや無理です」とキッパリ言われたら
そこからグレードを下げて提案してくるんですね。
逆にお客さんが悩むようでしたら
その予算オーバーのプランの魅力をぐいぐい提案していきます。
それが「やり方」なんですよね。
ここを知っておかないと
「え!?なんで予算伝えたのに予算オーバーの見積もりが出てくるの?」
と面食らうワケです。
今現在プランを進めている方はちょっと立ち止まって
今の見積もりをもう一度見直してみてください。
・・・無理してませんか?
いろいろ無力的な話をされて
「月々返済1万円アップぐらいなら、
頑張ればなんとかなるか・・・」みたいな。
もしそうならば「ちょっと待った!」ですよ。
正直ですね、
このパターンで住宅ローン破綻に陥っているお客様が
後を絶たないんですよ。
ここで難しいのが「誰が悪いのか?」というところなんですけども。
結局ですね、住宅メーカーの営業マンも仕事でマニュアルどおりやっております。
少しでも高い金額で契約出来たら自分の評価が上がりますからね。
なのでその提案に乗ってしまってローン破綻になったとしても
あくまで「自己責任」なんですよね。。。
なので「家の購入の際にはしっかりと勉強しましょうね」と
私は口すっぱく言っているワケです(笑)
本当に誰も守ってくれないんですよ。
あなたにはそういう失敗はしてほしくないので、
安易に「あと1万大丈夫かも!」という決断の仕方はやめましょうね。