こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は雨。もう梅雨入りですかね~。
「住宅購入で大事なのは見積り比較ですよ」と解説するサイトが
とっても多いんですけどもね。
実際にやってみると「余計に分からなくなって混乱した」
という方は多いんじゃないでしょうか。
それはなぜか?といいますと
「会社規模によって価格構成が全然違う」
からなんですね。
正直ですね、この部分を最初に把握しておかないと
住宅会社選びでとても遠回りしてしまって
余計に混乱する事になっちゃうんですよ。
なのでざっくりとでも住宅会社の「カテゴリー分け」といいますか。
特徴と違いを把握してですね
自分に合いそうな会社を最初に
「棲み分け」すると混乱しずらいのかなと。
ではどのようにカテゴリー分けしていくか?
というお話なんですけどもね。
まずは大まかに「地域工務店」と「ハウスメーカー」で
分けて考えると整理しやすいです。
それぞれ得意・不得意があるので
簡単に解説しますね。
【地域工務店の得意なこと】
・間取り設計
なんのしがらみもないのでお客さんに合わせて内装も設備も自由に選びます。
ここが地域密着の小規模工務店の強みと言えますね。
・施工技術
大工技術を売りにしている会社も多いです。
自由な間取り設計に対応できる経験値が高い職人さんに当たればラッキーです。
【工務店の苦手分野】
・施工エリア
どうしてもエリアが限られます。
・アフターメンテ
融通が利く部分もありますが混雑すると待たせることになりがちです。
基本的には小規模で展開しているので人件費・広告費よりは
材料・職人の費用を厚くしているケースが多いので知名度が低い傾向があります。
【ハウスメーカーの得意なこと】
・施工エリア
全国に支店や営業所を展開しているので施工エリアが広いです。
知名度の高さから安心感と信頼感が高いですね。
・工期、納期
企画住宅や間取りを統一した住宅が多いので
打合せもスムーズなため施工工期が平均的に早いです。
【ハウスメーカーの苦手分野】
・細かい間取変更の対応
効率と品質の均一化を重視するのでイレギュラーな間取り変更は
難しいケースが多いです。
・価格帯が高くなりがち
広告展開・営業マンの人件費とどうしても家+αの費用があります。
ハウスメーカーの強みはやっぱり知名度ですね。
広告費を厚くしているためどうしても全体的な単価が上がりがちです。
他にも細かい違いはいろいろありますが
大まかな違いはこんなところですかね。
私としてはどちらが良い悪いではなく
「経営方針の違い」で見るのがいいのかなと思いますけどもね。
ハウスメーカーの安心感をとるか、
ちょっとマニアックで分かりづらいけども地域工務店で
こだわりの家を建てるか。
ここは自分にどちらが合ってるかを
じっくりご検討いただく事をお勧めしますよ~。