こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は雨。この時期はいつも雨模様ですね~。
今は頭金ゼロでも家が建てれる時代ですからね。
フルローンを選択されるお客さんは増えてる状況です。
ただですね、頭金なしで住宅ローンを組むという事は
それ相応の「リスク」がある事を把握しておく必要があります。
意外にですね、この部分を軽く考えて
資金ショート⇒住宅を手放す、という方が
けっこう多いんですよ。
なので頭金ゼロで住宅ローンを組む場合どんなリスクがあるのか?
しっかり把握した上で選択できるといいのかなと思いますね。
まあどんなリスクがあるかというと一番大きいのはやっぱり
「借入総額が大きい」というリスクですよね。
正直ですね住宅ローンを仮に3,000万円借りたとして
3,000万だけ返せばいいというワケではありません。
どうしても利息の問題があるんですよ。
例えば住宅ローン金利1.2%で35年間と計算すると
総支払い額は約3,750万です。
ボーナス払い無しと考えた場合の月々返済は87,500円。
3000万借りたのに750万円も余計に払わないといけないんですね。
これを頭金500万円仮に用意できて、
借入総額を減らして2500万にしたらどうなるか?
同じく1.2%で35年ローンで考えたときの総額は
3140万まで下がります。
同じくボーナス払い無しと仮定して
月々の返済はおよそ73,000円。
支払い総額の差は610万・・・う~ん大きいですね汗
これはどういう事が言えるか?というと。
「いくらでも頭金を用意できれば支払い総額は落とせる」
という事なんですよね。
・・・そんなのわかってるよ!
とつっこまれそうですけども(笑)
案外この現実を軽く考える人が多いです。
ここをじっくり検討せずに
「頭金ゼロでも今は借りれるから~」
と安易にフルローンで組むと
月々の返済額の負担と金利差での支払い負担が
意外にキツイ・・・となってしまうのでですね。
やっぱり借入れは計画的に、というお話になるんですよね。
ただですね、じゃあ
「頭金ないと支払キツイみたいだから今から貯金しよう!
家は5年後に考えよう!」
となるとまた違うリスクが発生してくるんですね。
例えば頑張って5年後に300万貯めたとしてですね、
5年分の家賃はまるまる無駄になりますよね。
しかもローンをスタートする年齢が高まると
それだけ金利や借りる条件が不利になってくるんですよ。
・・・ぐぎぎぎ!
じゃあどうすればいいのさ!
と自暴自棄にならないでくださいね(笑)
家を建てるタイミングは実は本当に
お金について真面目に見つめなおすタイミングなんですよ。
ただ一人で見つめなおすのはなかなか難しいので
そこはプロに頼るのがいちばんかと思います。
住宅ローンを把握するということは
お金の流れを知るという事です。
満足度の高い家づくりはここがキモと言えますね。