こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。このまま春まで一気にあったかくなってほしいものです。
部屋中を明るくしたい!
これは誰しもが思う事でして、
そのためには大きい窓が必要⇒開口だらけ⇒寒い家・・・失敗。。
この流れは避けたいのでですね
明るくしたいけど窓の大きさは計画的に~
というお話は以前したんですけどもね。
では窓をそんなに大きくしないで
光も取り入れられる方法ってあるの?
というお話なんですけども。
「極力仕切りをつくらない」というのが
ひとつの方法としてあります。
いわゆる「廊下をつくらない」という事なんですけども。
室内に暗い部分明るい部分が
できてしまう原因のひとつが
「廊下の存在」なんですね。
仕切る事で光の入る部屋入らない部屋が
出てきてしまうんです。
そうなるといくら開口を大きくしてもしょうがないので
どう仕切りをつくらなくても良い間取にするか?
ここがポイントになるんですね。
最近では仕切りが少ないプランニングをする
設計士さんも増えてきましたけどね。
実は仕切りなしのプランは意外に難易度は高いんですよ。
単純に解放空間にすれば良いというワケでもないんですね。
なぜなら視線の問題があるんです。
仕切りが減るという事は視線がぶつかる可能性が
非常に高くなるんですね。
例えばトイレの出入口、洗面脱衣所の位置、
キッチン周り、バックヤード、収納・・・etc
一階の間取りにはあんまり見られたくない部分も多々あります。
これらの視線が絡まないように設計するのが
腕の見せどころというか、設計力の差になってくるんですね。
それと意外に見落としがちなのは「臭い問題」です。
これはですね~。
仕切りがなくて換気計画がイマイチな場合
かなり深刻な問題なんですよ。
換気扇を回してもずっと臭いが
抜けてかないんです。
意外に新築で解放感バツグンのLDKをつくったのに
臭い・・・こういうお悩み相談はけっこうあります。
出来上がってしまった後に相談されても
建て直すしかないので困るんですけども汗
そうならない為にも換気の部分が大事になってきます
なのでですね採光の計画をプランニングする場合
結果的に総合的な設計になってくると言えますね~。