こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。やっぱり2月は寒いですね~。今朝もキンキンでしたね。
「大容量の収納スペースがほしい」
そうおっしゃるお客様は年々増えているような
気がしております。
ただ気をつけないといけないのは
「収納スペースを重視しすぎて
大きい家になってしまい予算オーバー」
という失敗ですね。
もうひとつは
「大きい収納スペースを確保したものの
奥に入ってる物が取り出せずゴチャゴチャ」
という失敗です。
こういう失敗がなぜ起きるのか?といいますと
収納スペースを「平面」だけで考えてしまうからなんですね。
図面のみで考えてしまうから起こってしまう
失敗パターンともいえますが、
床の広さ、いわゆる床面積ですね。
これだけで考えてしまって床の面積が
どんどん広くなってしまうんですよね。
平面図上では一見広くて
たくさん収納できそうな感じに見えるんですけどね。
収納したものを取り出す計画が抜けてるんです。
奥行ばかりが広がってしまって
はるか奥底にしまったカラーボックスなどに入った
物や洋服は一生取り出せません・・・。
一生は大げさかもしれませんが(笑)
取り出すのが億劫になるので
タンスの肥やしになるのは間違いないです。
なので収納スペースを設ける場合
「平面」だけじゃなく「立面」も検討して頂きたいんですね。
いわゆる「壁」を上手に使う、
という事なんですけども。
実際に収納上手な人は少なく狭いスペースであっても
「こんなに!?」と驚くほど収納されてたりします。
そのコツは立体的に「壁の面積」を
収納スペースとして使っているんですよね。
壁を収納スペースと考えると
発想は一気に広がります。
床スペースを増やさなくても効率的な
収納が可能になるんですよね。
収納部分の床面積を減らせれば
単純にコストダウンになりますし
違うスペースに間取りを割くことができますね。
家づくりの失敗例でよく
「収納スペースが少なかった」
というのがあるんですけども。
これは実は「収納スペースの収納能力を
充分に活かせていない」のが原因だったりもします。
単純な床の広さでしか考えていないと
あっという間に物で溢れちゃいますが
壁を使えば倍以上物が入ったりしますからね~。
ここは「どう作れば経済的でたくさん物が入るスペースになるのか?」
これをじっくりとご検討いただくと良いのかなと思いますね。
動画でも解説してみました。