盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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建物の床の傾きの原因とその対処方法とは

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日は晴れ。台風は凄かったですけども今日は良い天気ですね。

ただ今断熱リフォーム中のN様邸ですけども。

断熱リフォーム始まります

 

以前から「床の傾きが気になる」とおっしゃっていたんですね。

 

で、実際測ってみたところですね、

一番低くなっていたのはトイレの部分でして

4,5㎝も下がっていました。

 

4,5㎝!

 

いやはや・・・基本的にはですね、

建物の床の傾きの許容範囲は3㎜までとされてるんですよ。

 

4,5㎝ということは許容できる範囲の15倍ですからね。

 

いかに傾いていたか・・・というところです。

 

昔は地盤改良しなくても家は建てれたのでですね、

建てる場所の地盤が弱くて地盤沈下の影響で床が沈む・・・

というのはよくある話だったんですね。

 

長い年月をかけて徐々に沈んでいった結果

地盤の弱いところと強いところで4,5㎝も差が出た、という事です。

 

今回この高低差をゼロにするために動画のような処理をしました。

 

大工さんが補強用の木材を測りながら加工して高低差をゼロにするのは

なかなか手間がかかる作業です。

 

でもこのひと手間で床の傾きがなくなるので

お施主さんは快適に暮らせることでしょう。

築70年といった年季の入った建物こそ検討してほしいリフォーム術

 

余談ですが人間の三半規管というのはとても優秀なので

床の傾きも敏感に察知します。

 

そうなるとどうなるか?

 

傾いた場所に長時間いると

「この場所に居たくない」と身体が信号をだして

体調不良に繋がるんですね。

 

いわゆる「健康に悪い状態」ということです。

 

床の高低差をなくする事は健康住宅には欠かせない

重要なポイントとも言えますね。

 

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