こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。今日も相変わらず灼熱ですね(笑)
「質より量」「量より質」・・・とまあこんな言葉がある訳ですが
日本の住宅事情も今はまさに過渡期といえますね~。
日本の住宅の寿命はなぜか35年とですね、
他の先進国と比べてダントツで最下位です。
イギリス、フランス、アメリカは80年~100年と長寿命である事が
当たり前ななかですね、なぜ日本だけ極端に家の寿命が短いのか?
これは「今まで質より量の時代だったから」
という事なんですよね。
かの松下幸之助さんも「水道の水のように良いものを安くたくさんつくる」
とまあこんな名言をおっしゃられていますが。
戦後圧倒的に物不足だった日本は
「各家庭に家一軒」これを実現するのがとにかく急務だったんですね。
おかげで今は豊かになり物には困らない時代になった訳ですが。
その結果何が起きたか?
そうです「住み心地」が欠落した住宅が
乱立してしまったんですね~。
「とにかく寒い」
今はこれが家を壊す根本的な理由です。
実際に家を壊す原因を調べるとですね
自然倒壊ではなく自分で壊す率が99%でした(!)
それだけ住み心地に対して不満を感じていた人が多かった、
ということですね。
冒頭で「今は家づくりの過渡期」とお話しましたが
まさにそうでして。
長寿命の家を建てるか短命の家を建てるかは
お客様の勉強次第、という時代になってきてます。
まさに今は質の良い家悪い家、
両方が混在しているような状況なんですね。
今はもし選択ミスで短命な家を建てるなり購入した場合は
負の遺産にしかなりません。
負の遺産を持った場合のリカバリーは非常に大変です。
私共が「家は勉強してからたてたほうが良いよ~」と口酸っぱく言うのも
そのためなんですね(笑)
明日の「自分の家は自分でつくる講座」第4回目は実際に建てた方から
体験談を聞ける回となっております。
お施主さんの体験談を聞ける貴重な回ですよ~。
途中参加も受け付けますので気になる方は是非どうぞ~。