こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。風は冷たいですが大分暖かくなってきましたね。
よく玄関アプローチの一段目が高すぎてですね、
上がるのが大変でブロックを置いているお宅を見かけるんですが。
土地の境界と玄関が近いお宅によくある現象です。
なぜこんな事になってしまうのか?のメカニズムを動画にしました。
基本的に洋風住宅というかバリアフリーが良いということで室内の段差を
なるべくなくす設計が今の主流なのですが。
玄関ホールと玄関ポーチの段差だけは気を使わないと
外の段差に影響してしまうんですね。
ようするに靴脱ぎスペースの段差が小さいと外の段差が大きくなり、
靴脱ぎスペースの段差が大きいと外の段差は少なくなります。
それであればもう玄関ホールとポーチは段差つけてしまって、
腰かけて靴を履くという計画にしたほうが外の段差は少ないので
使い勝手はよくなりますね。
ただ、すでに車いすをご利用されていたりするケースでしたら
計画自体は変わるのでですね、玄関スロープを付けたりといった対策で
使い勝手を吟味する必要はありますね。
それに加えて例えば敷地が斜めだったりするとですね
またそこは問題が出てくるので。
その斜めの段差をどう吸収しながら気にならない玄関アプローチに設計するかは
もう我々プロが考える世界になってきますけどもね。
う~ん。
。。。なかなか今日の話は書いててマニアックだな~と(笑)
玄関の出入りは毎日の事なので
けっこう重要なポイントだったりします。
細かいポイントですが気にしておくと失敗は少ないですよ。
動画での説明はこちらです。