こんにちは昌博です。
最近「北海道住宅新聞」という新聞の存在を知りました。
岩手と比べても寒さのレベルが違う北海道の家づくりについて、断熱や暖房の考え方など最先端の知識が満載でした。
そこで語られていたのが、「高断熱住宅は暑さにも効果がある」という話でした。
私自身もつい高断熱=暖かい家と普段考えてしまうところがあって、寒さ対策で“断熱材”を家に使うと考えがちです。
「“断熱材”は家を暖かくするもの」という勘違いが生まれてしまうのもしょうがないと思います。
でもよく考えると、高断熱の住宅にする理由は“暖房で暖めた空気を外に逃がさないため”なので、省エネ住宅となるわけです。
(気密性も吟味する必要はありますが)
それを逆に考えれば“冷房で冷やした空気を外に逃がさないため”にもなるわけなんですね。
この記事で鎌田さんという先生が言うには「高断熱の住宅は冷房負荷が少なくなる」という事で夏の暑い時期も省エネに期待できるという事でした。
久しぶりに頭に汗をかきながらフムフムと記事を読んで、私自身もっと勉強が必要だなーと思う一方で、高気密・高断熱にこだわりつづけるわが社の姿勢は今後の電力不足の日本の一助にもなるのだな、と感じました。