こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。昨夜の台風はすごかったですね。
みなさまお怪我などはなされませんでしたか?
こういった雨風が強烈に強い時ほど
「我が家大丈夫かしら・・・?」といった感じで
家の躯体が気になるところですね。
けっきょくのところ木造と鉄骨、どっちがいいの?
というご質問もよくあるのですが。
結論からいうと
「無難に木造でいいんじゃないでしょうか」
ということになるんですけどね(笑)
あくまで「戸建の住宅であれば」という話ですけども。
そもそも「鉄骨」という名前がどうしても誤解を招くといいますか、
紛らわしいな~と思いますね。
戸建ての住宅で使う「鉄骨」というのは
軽量鉄骨なんですね。
よく「鉄骨プレハブ」なんて呼ばれたりもしますね。
そしてですね、この「軽量」というのがネックでして。
マンションだったりビルに使うですね、
いわゆる「重量鉄骨」だったり「鉄筋コンクリート」とは違うものなんですよ。
むしろそういう大きな建物であれば、
「鉄骨」という選択が出てきますが。
住宅の場合の「鉄骨」、いわゆる軽量鉄骨は
錆の危険に晒されるシチュエーションが多すぎる・・・というのが
大きなデメリットかなと。
耐久性・耐震性に優れている、というのはあくまで
「錆びなかった場合」の話でして。
一般住宅は結露が出るタイミングが非常に多いんでですね、
例えば冬の暖房、夏の冷房、普段の生活からでる水蒸気と
まあ~結露の宝庫ですよね。
そんな中、熱を通しやすい「鉄」ましてや
釘が刺さる「軽量鉄骨」はむしろ錆を防ぐほうが難しいんですね。
正直、私たちもよくリフォームの依頼が来ますが、
軽量鉄骨造の建物は壁を剥いでみたら錆びだらけ・・・
とてもリフォームできる状態じゃない、というお宅もたくさん見てきました。
なのでですね、これから家を建てる方には
ここの選択はとっても大事ですのでしっかり見極めていただきたいなと。
基本的にですね、あんまり批判的な話はしたくないんですけどもね~。
この部分はですね、
本当に家づくりで失敗するか成功するか本当に分かれ目になるので。
あ、「本当に」って二回も言っちゃってますけどね(笑)
それだけ大事な話ですので。
なのでですね~、
やっぱり家を建てるならやっぱり情報収集は大事ですよ~。
ぜひ上手に情報収集して家づくりを成功させてくださいね。