盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

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第3種換気が熱ロスと言われるワケとは

こんにちは昌博です。

盛南地区は今日は小雨のち曇り。モヤっとした天気ですね。

最近よくご質問があるのが、

「第1種換気の熱交換型にしないと省エネにならないのでは?」

というお話です。

なかなか高度なお話ですね。

 

換気のお話が出るとかなり勉強されていると感じますね。

 

あっとホームでは特に何もご要望がなければ

第3種換気を採用しています。

 

ところがですね、世間では

「熱交換型の第1種換気にしないと熱ロスになる」

というのが定説なんですよ。

 

なのに、なぜ第3種換気を採用するのか?

 

それは第3種換気であったとしても

「使い方さえ間違わなければ熱ロスにならない」

というのが大きな理由なんです。

 

これはどういう事か?といいいますとですね、

第3種換気が熱ロスと言われる所以は

法律に従って「フル運転した場合の話」なんですね。

 

「第3種換気のダクト式換気」を当社はよく採用するのですが、

これには換気の強弱ダイヤルがついています。

 

基本的に強がフル運転ですね。

 

これだと空気を捨てすぎなんですよ。

 

常にフル運転で空気を捨てなきゃ健康に害があるのか?

という部分をよくよく考えるとそんな事はありません。

 

大事なのは常に空気が動いている事。

24時間ゆっくりでも空気が入れ替わっていることが大事なんですね。

 

なので弱運転で結露が出ないあたりで動かしておく、

というのが冬場の運転では大事になってきます。

 

結露が出るという事は空気の循環が悪い一つの目安になるんですよね。

 

ただ、「どうしても第1種換気にしたい!」というご要望があれば

「どうぞどうぞ」と(笑)

 

そこは否定しません。

 

ただ、もしどちらの換気システムにするか迷っているのであれば、

メンテナンスなどのランニングコストもあるので、

まあ~、第3種換気でも使い方に気を付ければ大丈夫ですよと

お勧めしちゃいますね。

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