こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。ぽかぽか陽気が続いてますね。
いやはや、お施主様がご協力してくれるのは本当にありがたいことですね~。
家の住み心地を知るには、
既に家を建てて住んでいる人に聞くのがいちばんですからね。
我々が気がつかないような些細な事も教えてくれるので
とてもありがたいことです。
光熱費もそのひとつですね。
実際に建てて住んでいる方から聞くのがいちば正確な方法です。
今度テレビ撮影も快く許可していただいたK様。
いまからかれこれ4年ぐらい前に建てたお客様ですが。
暖房はヒートポンプのパネルヒーターをご使用のお客様です。
その方は律儀な方で。
建て替える前の家のデータ(光熱費)と
立て替えた後の家のデータを両方取っててくれたんですね。
いや~。。。
本当は私どもがしっかりデータ取りしなきゃいけない部分なんですけどもね(笑)
まさにお客さんにおんぶで抱っこ状態です(笑)
そこで面白いデータが出まして。
「前の家と比べたら、トータルの光熱費はそんな大差はなかった」
とのことでした。
。。。せっかく省エネ住宅になったのに「あれ?」って感じですが。
じゃあどこが違うのか?と言いますと。
「前の家の時は居間とキッチン、常にいるところだけしか暖房してなかった」
とのこと。
他の部屋は寒いけど暖房費がかかるからケチって付けなかったとのことです。
「今の家は全館暖房、どこも同じ温度で寒いところがない」
とおっしゃるんですね。
しかも、この違いをなんとか数値化したかったとのことで。
前の家と今の家。
1坪あたりを暖める光熱費を計算で出してくれたんです。(!)
そしたら、前の家は1坪あたり2700円ぐらい。
今の家は1坪あたり500円ぐらい・・・。
こんなに差が出てたんですね。
方や前の家は節約気味に暖房を使っているのに
1坪2700円。しかも寒いところがある。
方や今の家は全館暖房でまったくケチケチ使っていないのに
1坪500円。しかも隅々まであったか・・・。
これをどう捉えるか?は人それぞれですが、
「あったかい家」というのは光熱費が安くなる・・・という考え方よりも
「暖房効率が良くなる」というのが正しい捉え方なのかなと。
たまに「最近の家は光熱費がゼロらしいですね~」
なんておっしゃる方もいますが、そういう事ではないですよ~と。
まあ、住宅業界の最近の過大広告を見れば
そう勘違いされてもしょうがないんですけどもねぇ・・・。