こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。あけましておめでとうございます~。
今年もよろしくお願いします。
いい家を建てようと勉強していくと、「どの断熱材を使うのがベストか?」
という疑問に陥る方が多いようですね。
断熱材にはそれぞれ「R値」と呼ばれる数値があって、
その数値が高いほど断熱性能が高い、という訳なんですけどね。
ただ、それだけで考えるとですね、
案外失敗しますよということなんですね。
なんでか?といいますと、
断熱材のR値は、あくまで「断熱材自体のR値」でしかないんですよ。
例えば「壁」ですけども、
壁には断熱材以外にもいろいろな材料でできてるんですよね。
耐力壁、柱、間柱・・・etc
それぞれにR値ってあるんですよ。
例えば、「内断熱工法」という工法がありますけども、
そうですね。
ご存知の如く、柱と柱の間に断熱材を詰めていく工法ですね。
あ、ご存知じゃない?
・・・すいません(笑)
まあそういう工法があるんですけどね。
これなんかは、断熱が詰められてるところはR値は高い訳ですよ。
断熱材のR値がそのまま反映されますからね。
でも柱の部分は?と言いますと・・・
そうです断熱材のR値は反映されてないんです。
(でもたかが柱の部分だけでしょー)
なんて言わないでくださいね。
躯体を支える柱、間柱、
換算するとかなりの量の面積になるんですね。
よく、家の性能を数値で出す場合、
柱や間柱のR値まで細かく出すケースはまれです。
大抵は使う断熱材のR値の数値だけで計算する訳でして。
なので、大事なのは「壁全体のR値はいったいいくらか?」
という発想なんですね。
なのでトータルのR値を上げやすい
ダブル断熱をオススメする訳なんですが・・・
すいません年明け一発目からマニアックでしたね(笑)