建築条件つきの土地を選ぶ前に知っておきたいこと

こんにちは昌博です。

盛南地区は今日は曇り空ですが暑いですね～。

土地から家を検討される方の一番悩むところが土地選びだと思うんですが。

いい場所だとやっぱり土地自体が高いですし、安いと交通の便が悪かったりと。

 

正直、この土地選びがなかなか進まなくて、

家を建てたいのに何年もストップ・・・という方は多いと思いますね。

 

だからといって建築条件つきの一等地や分譲地の購入に走るのは

「ちょっと待った！」ですよ。

 

あ、「建築条件つき」とは

「その土地を売る条件としてこの建築会社で建ててください」と、

いわゆる建築会社が決められている土地の事ですよ。

 

大抵のケースは大手建築会社が土地を購入し、

分譲して売り出す時に使う手法です。

 

しっかり整地されていて場所もいい。交通の便も良好。

なのにお手頃価格！

・・・とまあこんな良条件の土地は大抵の場合「建築条件付き」と

書いてたりする訳ですが。

 

実際おかしいと思いませんか？

 

なんであんなに好条件なのにお手頃価格なんだろう？という話なんですけども、

当然相場と比べると安すぎる訳なんです。

 

売り手としては土地を安くした分どこかで利益を取り戻さなきゃいけない訳でして。

 

どこで利益を取り戻すか？というと、

それは建物なんですよ。

 

実際、建築条件付きで良い土地をゲットしたのに、

建物の間取りが選べなかったり、なんか値段の割には安っぽく感じる・・・。

 

これはしょうがない事なんです。

実際、分譲するにはお金がかかりますし、

普通の相場で土地を売り出して、売れ残ったら困る訳です。

 

土地を安くして条件付きにして建物で利益を上げる・・・

この手法に巻き込まれないようにですよ。

 

あ、といいつつ当社も建築条件付きで売地看板をだしてる土地もありますが(笑)

ただ、大手の建築条件つき土地と違うのは

別に分譲したり相場より安くしてる訳ではないんですよね～。

 

普通の価格で出して、普通の価格で家を建てます(笑)

 

この話を知ったうえで「それでも建築条件つき土地がいい！」とおっしゃるなら

それはそれでアリだと思います。

 

納得した上で選ばれた訳ですから。

 

ただ何も知らないまま選んでしまい、あとから後悔・・・というのだけは

避けるようにしましょうね。