30坪外断熱工法の構造見学会の出来事…
最近外断熱工法は多いですが、構造見学会をしている工務店は少ないです。
来場者もそう多くはないだろうと、 期待は薄かったのですが、近所の方が関心を持って来てくれました。
始めからずーっと見ていたけど…このつくりはいいなー。
木がいっぱい入っているねー。これなら大丈夫だ…。
これなら、安心して頼める…。
等など、言っていただきました。
木造では「胴ぶち」と呼ばれる4cm角くらいの棒を格子状に組んで、これに仕上げ材が取り付けられて出来ていますが、この本数が通常より多く入っていたからです。(1.8cm×4.5cmの胴ぶちを50cm間隔で横に入れている。)
壁の耐力には、この「胴ぶち」の強さが非常に影響します。
地震時はもちろん、住まいの中では、子どもの相撲ばかりではなく大人でもちょっとした不注意で壁に力を加えることはよくあります。
このような時、外見上見てくれの良い壁も案外もろいものもあります。
仕上げの下の骨が、まずしっかりしていなければなりません。
そこで、あっとホームの現場担当者の話…
これだけは、わたしが絶対譲れないやりかたです。
「胴ぶち」が少なくて、壁がふくらんでいるのをみていますからね。
構造耐力が充分な「家つくり」をモットーにしています。