こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。ちょっとずつ冬に近づいて来てますね~。
「35坪~40坪」
これが数年前までの新築ご提案のベース広さだったんですけどもね。
物価高騰の昨今では「25坪~30坪」でご提案する事が増えてきております。
「いかに限られた広さの間取りでも快適な暮らしができるか?」
ここが設計士の腕の見せどころかなと。
最近つくづく感じますね~。
と言いますのも。
うちの社長は齢77歳なんですけどもね汗
「最近物忘れが激しいのよ~笑」
と笑ってますが。
間取り設計をしている時は若返ると言いますか(笑)
いやはや、よく思いつくな~と。
毎回アイデアと引き出しの広さにびっくりなんですけども。
社長いわく「土地が狭い京都や大阪で設計してきた経験が大きい」とのことでして。
岩手だったら40坪~50坪が売地の平均広さだとしたら。
主要都市の一等地の場合20坪でも超高級なワケで汗。
そういうところで設計してきて積んだ「経験値」が
今になって活きているという事なんでしょうかね~。
まあなんとなく私どもから見ると老いてなお
洗練されてきているという感じも見受けられます(笑)
とはいえ。
パッと見た時に平面図ですとなかなかイメージが湧きづらいのも事実でして。
すごい!と感じるのは図面を3Ⅾに起こして立体にしたときですね。
キッチンに立った時の視界やリビングにいる時の目線、
トイレの扉の位置など・・・etc
うまい具合に考えられているのが驚きなんですよ汗
「ここまでイメージしながら図面書いてるんですか?汗」
と社長に聞くと。
「うん。」
とあっさりした返事をしながら
「ここ(玄関)の立ち上がりはこんな感じで~・・」
みたいにスラスラと立体図を
手書きするもんですからびっくりしますよね汗
ということで。
大きい間取りになればなるほど設計は楽です。
そして限られた予算で広い間取りにするには
品質を下げるしかなく。
ただその差はパッと見分かりづらいのでして。
住み始めて数年経った後に気づき始めるケースがほとんどです。
ですので予算を抑えつつずっと快適に暮らせる品質を保つには。
やはり家の大きさはある程度抑える必要があるワケでして。
その限られた広さで快適空間にするには
設計士の「設計力」がキモなんですよね。
家は一生にうちにあるかないかの大きいお買い物です。
後にも先にも後悔しないために間取り設計は
頼れる設計士と二人三脚で何度も何度も揉む事をおススメします~。