こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。今朝も比較的暖かいですね~。
住宅ローンを検討する際に悩むポイントは「頭金を入れるか入れないか」ですね。
頭金を入れればトータルの借入金を抑える事ができる反面ですね、
手元資金が減ってしまうので「ちょっと不安・・・」という。
結局どっちがいいの?となりがちなのですが。
よく親御さんから意見を聴くと「頭金は絶対入れた方がいいよ!」と
おっしゃられるパターンがほとんどかと思います。
これはなぜかと言いますと。
一昔前の住宅ローン金利は6%とか8%とか・・・
今の0,何%とは話が全然違ったワケで汗
金利が大きいほど最初の費用をどれだけ抑えられるかが
かなり重要なポイントになっていたんですね。
では今はどうなのか?と言いますと。
これはそれぞれの家庭の状況によって変わってくるため
「こうした方がいい!」と一概に言えないワケですが。
私個人の意見としては
「頭金としてまとまったお金が手元にあるのであれば絶対取っておきましょう」
というのは今も変わりません。
これはなぜかと言いますと・・・
まあ色々理由があるので順を追って説明します。
理由①ひとまずまだ住宅ローンの控除がある
これはいつなくなるかは分からないところですけどもね。
ひとまずまだ省エネ基準で建てれば住宅ローンの控除は効くようです。
13年間ローンの年末残高から0,7%の控除ということで、
ローン額が大きいほど恩恵は大きいです。
やはりあるのとないのとでは
家計に与えるインパクトは大きいと思いますね。
ですので作戦としては
「控除が受けられる13年間は最大限恩恵が受けれるようにローン残高を残しておき
→13年経ったら一部繰上げ返済を検討していく」
という資金計画をしっかり固めておくと安心かと思います。
理由②手元に資金を残せる
一番大きいのはここですね。
手元資金が枯渇してしまうといざという時に身動きが取れなくなります。
例えばお子さんの教育費や車の税金や車検費用など
まとまってお金が出ていくポイントは多々あります。
いざという時のために手元に取っておくお金は大事です。
・・・というのは一般的な話でして。
これまた私個人の意見になりますけどもね。
頭金として入れようと考えていたお金を運用に回す
という選択肢が出来るのが一番大きなポイントかと考えております。
正直ただ手元に預貯金として取っておくのであれば
ほぼ意味がないかなと。
なぜなら「増えない」からですね汗
ローン金利が安い分預貯金も壊滅的に利息は安いので、
5年経っても10年経っても100万円はほぼ100万円のままです。
これが例えばアメリカの銀行に定期預金しておくと・・・
なんと8%近くついてしまうワケで汗
100万円を1年置いただけで108万になり、2年おくと108万にさらに8%つくので116万になり→・・・
とまあ「複利」で増えていく訳です。。
とは言え為替の変動などもあるので一概に「確実に増える」とは言い難いですが。
「複利」の理屈を理解しておくと
長期で金利の高いところに預けると元本が減るリスクが薄まっていき
「手堅い資産運用」となっていく事が理解できると思います。
(・・・住宅のサイトなのに金融の話?)
なんて思われそうですが笑
この給料が上がりづらく物価高が続く令和時代に関して言えば。
こういった「経済知識」と言いますか、
「お金の知識」はあるに越したことがないんでですね。
自分で稼ぐのに限界があるのであればお金に稼いでいただくのが手早いのでですね。
とはいえ。
資産運用をいきなり自己流で検討すると思わぬ事故も起きやすいのも事実です汗
ですので。
困ったら私に相談ください(←あんたは何屋さんですか!?)
家は大きなお買い物ですから。
資産形成は慎重にかつ着実にお金を守りつつ増やす戦略を身につけて
安心して挑んでいただけるといいかなと思いますね。