こんにちは昌博です。
盛南地区は今日は晴れ。今日は昨日とうって変わって寒い朝になりましたね~。
「ただいま建替えを検討してまして〇社と〇社にお見積りをお願いしたのですが、
同じプランなのにけっこう価格に差がありました。
何が正解か分からないのであっとホームさんにお見積りをお願いしたいです。
よろしくお願いします。」
こんなご相談を承りましたので回答しますね。
まずお見積り依頼ありがとうございます。
同じプランで二社にお見積りをお願いした結果、
あまりにも価格差があって不安に感じられたとの事。
これってけっこう「相見積もりあるある」かな~と思いまして、
今回みなさんにも回答をシェアさせて頂きます。
まず「住宅会社選び」においてですね、
いろいろ歩いて複数社にお見積りを依頼する事自体は
情報収集のためにも必要な事かと思います。
私もけっこう
「納得のいくまでいろいろ住宅会社を巡ってみてください」
とお客様にはお話するんですけどもね。
ただですね。
やみくもにお見積りを集めてもですね、
なかなか「本質の部分の不安」って取り除けないのかなと。
これはなぜかといいますと。
複数社のお見積りをとっても「適正価格」が見えてこないからなんですね。
例えばA社、B社、C社と同じプランでお見積りをお願いしたとします。
A社は3,000万円、B社は2,800万円、C社は2,500万円
こんなお見積りが出てきたら「なんとなくB社が適正なのかな」みたいな。
おそらく真ん中を選ぶお客様がほとんどじゃないでしょうか。
でもそれって本当に適正価格なのでしょうか?汗
仮にA社がお値段が高い理由は
「良い職人を抱えていて建物の品質が高い」のが理由かもしれませんし。
C社がお値段が安い理由は
「人件費を極力抑え経費を抑えた結果」が反映してるからかもしれません。
こればっかりは「それぞれの会社自身」しか価格形成の理由は分からないワケです汗
ですので。
本当の意味で適正だったな~と感じるのは正直な話
「工事が終わって暮らしてみないと」分からないんですよね。
(じゃあ永久に適正価格の基準なんて分からないじゃん!)
なんておっしゃらないでくださいね汗
私なりに考える「適正価格」とは「三方良し」の価格だと考えております。
・お客様
・職人さん
・我々
この三方が「良し」とならないと適正ではないという事です。
例えば。
お客様が価格的に満足するのはもちろんの事です。
ただその満足度を得られるためには、
「職人さんの技術」は必要不可欠なワケです。
ここをケチればイマイチな職人さん・・なんて言ったら怒られますが(笑)
手抜きをする人がいたりするワケですよ汗
ですので。
やっぱり適正な価格を支払って自信をもってお願いできる
大工さんや基礎屋さん、左官さん等に依頼したいですよね。
そして全責任を管理する我々です。
・・・なにも我々の報酬をたくさんくださいという話じゃありませんよ(笑)
お客さんを安心して守れるための費用ですね。
建物管理・メンテナンス・ケア。
住宅は「お引き渡しをしたらそれで終了」という訳ではありません。
お客さんが困った時にしっかり守れるように会社が存続していくのはとても重要な事です。
ですが私個人の考え方としては。
ここの経費はなるべく抑えてお客さんには還元したいのでですね。
会社はなるべく小規模で、余分なお金がかからないようにしたいなと考えています。
とまあ~・・・ちょっと長くなってしまったんですけども汗
正直今回のお話もですね。
「〇社と〇社の価格を聞いてその真ん中ぐらいを出せばいい」なんて考えた時点で既に
「お客さんのため」ではなく「自社目線」になるワケで汗
やっぱりじっくりとお話を聞かせてもらってからですね。
根本的にご相談者様の不安・悩みを解決できるプランができれば
幸いかなと考えております~