盛岡の高気密&W断熱注文住宅・断熱リフォーム

☎︎ 019-635-6000
9:00〜18:00 第2・4土曜 日祝日定休

2階建ての我が家を平屋建てにリフォームしたいです

こんにちは昌博です。

 

盛南地区は今日はくもり。今日も冷えますね〜。

「息子、娘も結婚し独立しまして夫婦二人になったので家を小さくリフォームしようと考えています。

2階はほとんど使わないため思い切って平家にした方がいいかなと考えていますが

ご意見いただけるとありがたいです。」

 

こんなご相談をいただきましたので回答しますね。

 

まず重要なのが2階→平屋建てにした場合、

「建築基準法に触れるか触れないか?」

というのが大きなポイントなんですね。

 

「建築基準法」とはざっくりとご説明しますと。

 

「建物の安全性をしっかり確保しましょう」という法律です。

 

この定めをしっかりとクリアしてるかどうか?

 

もしクリアしていなければ「違反建築」となって

建主さんも罰則の対象になるので要注意です汗

 

 

ですので。

 

「ちゃんと建築基準法をクリアしてますよ〜」という「お墨付き」を得るために。

 

建物を建てる時は「確認申請」という書類を県に提出する必要がある訳です。

 

基本的には新築の場合は100%確認申請が必要なのですが。

 

リフォームについては基本的に10㎡以上の増築がなければ

この「確認申請」の提出は不要とされております。

 

と、このような背景を踏まえまして。

(前置きが長くなりましてすいません汗)

 

今回の「減築」という話が果たして

「確認申請」が必要なのか?不要なのか?

ここが大きなポイントとなるワケです。

 

基本的には法律上

「増築や大規模修繕、大規模な模様替えをする場合確認申請が必要」

とされておりまして。

 

「減築」が確認申請必要かどうかについてはかなり曖昧なんですよ汗

 

ただもし「確認申請が必要」と判断された場合。

 

今の建築基準法をクリアするために基礎や構造体に

「大掛かりな改修工事」が必要になるケースがほとんどです汗

 

もしそうなるとトータルコストがかかりすぎて

「新築の方が安く済んだかも・・・涙」

みたいな事にもなりかねないんですね。

 

ですので。

 

まずは「どうしてもそういうリスクをとってまで平家に減築したいか?」

ここをもう一度ご夫婦でじっくり話し合っていただきたいんですね。

 

実際に2階→平家にするとなると「屋根」は確実に再施工が必要です。

 

家でコストが大きくかかるのは「屋根工事」と「基礎工事」でして。

 

屋根をやり直すかどうかでリフォームコストは大きく変わってきます。

 

私たちが一番気にするポイントは

「果たしてその選択(今回は減築)がお施主様にとってベストな選択なのか?」

という部分です。

 

一番はコストパフォーマンスの部分になりますけどもね。

 

できれば「無駄なお金はかけてほしくないな」と思う訳ですよ。

 

・・・じゃあ例えばですが。

 

他にどんな選択肢があるかと言いますと。

 

面積はそのままにしてですね。

 

1階の居住スペースを大幅に間取り変更しまして。

「1階をびっちりと断熱リフォームする」という考え方があります。

断熱リフォームとは

 

1階と2階を強力な断熱境界で区切り、2階は物置にしてしまうんです。

 

こうすれば。

 

「1階はどこにいてもあったか空間、2階はほぼ外」

とまあこういう家に生まれ変わるんですね。

例えばこんな感じ→断熱リフォーム例①

あとはこんなパターンとか→断熱リフォーム例②

 

実際は今現在のご自宅を見せていただかないとなんともですが。

 

まずは「選択肢は色々ある」という事はご理解いただければと思いますね。

 

色々検討した上で「やっぱり減築がいい!」となればそれはそれで満足感は上がると思いますし。

 

せっかくリフォームをご検討でしたら。

 

「やってよかった!」と心から思えるぐらいに

吟味していただければと思います〜

無料相談
資料請求