こんにちは昌博です。
盛南地区は今日はくもり。今朝はうっすら雪が積もりましたね~。
「ただいま新築を検討中で平屋建てを考えております。
とあるメーカーに相談したら「平屋建ては寒くなるので層2階の方が良いですよ」と言われました。
実際のところどうなんでしょう?寒くなってしまうのでしょうか?」
こんなご質問がありましたので回答しますね。
そのメーカーさんがおっしゃった事はある意味正解でして。
平屋建て・層2階どちらも同じ坪数だった場合と考えますと、
平屋建ての方が熱が逃げやすいんですね。
これは何故か?といいますと。
例えばですね。
平屋建てと総2階でどちらも30坪だったと仮定しまして。
平屋建てであれば1階30坪、
総2階ですと1階15坪、2階15坪、となるワケです。
両者の大きな違いは屋根と基礎の面積ですね。
総2階に比べて平屋建ての屋根と基礎の面積はおよそ2倍になります。
家の熱が逃げるポイントは「床・壁・天井」なのですが。
その中で床・天井いわゆる屋根と基礎の面積が2倍ほど差があるという事は・・・
そうですね。
平屋の方が熱が逃げやすい環境だという事です。
総二階は壁面だけ見ると平屋より大きいですが、2倍も差はありません。
という事で。
その事実を踏まえた上でですね。
大事なのはいかに屋根と基礎から熱が逃げないように建てるか?という事です。
そこさえ押さえておけば
全然平屋でもあったかい家になります。
なのでですね、そのメーカーさんがおっしゃる
「平屋建ては寒い」というのは
「建て方次第でどうとでもなる」というのが本当の正解です。
ただスタンダードに建てると熱が逃げやすい家になるのは事実ですので
断熱性能はしっかりと吟味するに越したことはないですね。
まずはこちらで家づくりの基本を押さえて
建てた後で後悔が無いようにする事をおススメします~